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【アメリカの肉の選び方】牛肉・豚肉・鶏肉の主な部位や英語表記を解説

こんにちは!

さおりです。

アメリカのスーパーで、
苦労したことと言えば…お肉選び!

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全て英語で書かれているのはもちろん、
部位や説明に見慣れない単語ばかりで、
ちんぷんかんぷん。

最初は、何を買って、
どんな料理に使っていいか、
さっぱりわかりませんでした。

そこで、この記事では、
アメリカのスーパーでよく見かける、
牛肉・豚肉・鶏肉の主な部位の英語名や
部位以外の表記について解説…

迷ったらどのお肉を買ったらいいかなど、
詳しく紹介したいと思います。

肉にもアイデンティティはある

日本のスーパーだと、
牛肉なら、牛切り落としとか、
豚肉なら、豚小間切れとか…

今まで日本で生きていて、
焼肉屋以外で、
肉の部位を意識することって
なかったように感じます。
(焼肉屋でもカルビかタン位しかわからない…)

日本だと表示がけっこう曖昧で、
どこの部位の切り落としなのか、
豚肉の何が小間切れなのか、
書かれてなくても雰囲気で買っていました。

だから、突然アメリカのスーパーで、
たくさんの肉を目にした時は、
何を買っていいのかパニック!

名前

ねぇ!これ何を買えばいいの?!

私はまさに、
肉を meat としてしか、
認識していなかったことに気づき…

肉にだって、
meat 以上のアイデンティティがあるよ!と
ガツンと言われたような気持ちでした。

アメリカでは、
「steak(ステーキ)用のbeef(牛)のChuck(肩肉)」みたいに、
しっかりと表示されていて、
ちゃんと1つ1つが主張しているのです。

牛肉・豚肉・鶏肉の主な部位の英語表記

牛肉

  • Chuck…ネック、カタ、肩ロース
  • Rib…リブロース、腰からあばらあたり
  • Brisket…カタバラ、前脚の内側あたり
  • Sirloin…サーロイン、腰上部
  • Rump…ランプ(お尻)

※Ground beef…ひき肉

豚肉

  • Shoulder…カタ
  • Loin…ロース
  • Spare Rib…スペアリブ
  • Tenderloin…ヒレ
  • Belly…ばら肉
  • Ham…もも肉
  • Back Rib…バックリブ

※Pork chop
豚の背骨に垂直にカットされたもので
大体 ribs や loinの一部が含まれています。

鶏肉

  • Breast…胸肉
  • Thigh…もも肉
  • Tender…ささみ
  • Wing…手羽
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部位以外の表記

Natural

アメリカってナチュラルって
書かれているモノ結構ありますが…
(肉は特に)

その Natural という表記は、
オーガニックと違って、
お店側の判断で出来るもの。

要は、お店側がナチュラルだと思ったら、
そう表記してもいいけど、
何がナチュラルかは、ラベルに記載しましょうと。

基本的には、
人工の保存料や着色料、
香料が使用されていないとか…

日本の「無添加」表示に相当するようなものですね。
(日本も最近「無添加」ってつけるの流行ってますよね)

Grass-fed-beef

トウモロコシや大豆などの穀物ではなく、
100%牧草で育てられた牛のこと。

牛は、もともと草を食べる動物。

草だけで育てることで、
病気になりにくく、
抗生剤投与量も少なく済み、
余分な脂肪も付いていないので、
アメリカでは上位ランクと考えられています。

Chuck RoastとChuck Steakの違い

たとえば、この写真の場合…
「OTBS 100% GRASS FED
 BNLS CHUCK ROAST」
→100%牧草で育てられた
牛の骨なしカタ肉煮込み用。

このRoastの部分が
Steakになっているモノもありますが…

Chuck Steakの場合、
通常 grill や broil で焼いて調理、
Chuck Roastは、
Steakよりも厚みがあるもので、
pot roastとして煮込んで調理という意味です。

私は、Chuck Roastを買って、
家でサイコロ状に切って、
バーベキューグリルかオーブンで焼いたりもしてましたが…

普通に美味しかったので、
Roast か Steak かは、
そこまでこだわらなくても良いと、
個人的には思います。

Lean や Extra lean

Lean=脂肪が少ないという意味で、
Extra leanだともっと脂肪の割合が少ないです。

Ground beef(ひき肉)には、
表記があるものも多く、
余分な脂が少なくて食べやすいです。

Bnls や Bone-In

Bnls=bonelessは骨なしで、
Bone-Inは、骨ありのこと。

ボンレスの方が料理は楽ですね。

Skinless

皮なしのこと。

鶏肉によくある表記で、
鶏の皮が嫌いな人は、
スキンレスのものを買うのがおすすめ。

迷ったらこれ!無難なお肉の選び方

まず、牛に関しては、
値段が手ごろで美味しい
Chuck Roast や Chuck Steakが、
個人的にはおすすめ。

Rumpみたいな臭さがなく、
普通に焼いたり、
ビーフカレーにしたり、
なんにでも使えて便利です。

また、Grass-fed-beefや
Extra leanのひき肉は、
あっさりしているので、
健康志向の方には良いと思います。

豚肉は、
特に部位にこだわりが無ければ、
Pork chop と書かれているモノが、
何にでも使いやすくて◎。

最後に鶏肉ですが、
モモかムネが日本でも一般的ですし、
料理に合わせて使い分ければ良いかと思います。

アメリカのモモ肉(Thigh)って、
日本よりもスッキリしている感じで 、
正直、ムネ肉(Breast)と
あんまり変わらないように感じていたので、
試してみて好きな方を使うのがおすすめです!

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まとめ

  • アメリカのスーパーでは、日本よりも細かく部位などの表記がある。
  • 牛肉は、Chuck Roast や Chuck Steak が値段が手ごろで美味しい。
  • Pork chop は、豚の背骨に垂直にカットされたもので大体 ribs や loinの一部が含まれている。
  • 鶏肉は、モモ肉→Thigh、ムネ肉→Breastさえ覚えておけばOK。