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アメリカで車の故障・中古ハイブリット車にはリスクあり?!

こんにちは!

アメリカ生活351日目、さおりです。

帰国を目前にして、車が故障しました…。

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売却の見積もりも取って、
タイトル(車の所有権証明書)まで郵送し、
残すは回収してもらうのみといった時に、
このアクシデント。

車の保険に電話し、
ロードサービスに来てもらい、
ジャンプスタートして、
Auto Zone に行くも撃沈。

一連の流れやこの事件で学んだ、
中古ハイブリット車購入のリスクについて、
こちらに書きたいと思います。

エンジンがかからない

じゃ、契約書とかタイトルとか諸々送りに行ってくるよ!

 

さおり
いってらっしゃい!

 

Japan Auto Services
(ジャパンオートサービス)と
CarMax(カーマックス)で、
売却の見積もりをもらい…

私たちがアメリカで1年お世話になった、
プリウス(2007年モデル)は2社共 2000ドル という結果に。

最終的に買ったところに
売るのが良いだろうと、
前者に売ることを決めた、夫。

先日、そのプリウスに乗り、
車のタイトルなど必要書類を郵送しに行って、
帰ってきた夫ですが…。

帰ってきて駐車して電源オフにした後、ピーって大きな音がなって、その後何回エンジンかけようとしてもかからないんだ…。

 

さおり
えーーー!!

 

ジャンプスタート

うちはライトつけっぱなしのような、
バッテリーが上がるようなことは、
何一つしていなかったのですが…。

バッテリーが古くなると、
似たような状態になることがあると知り、
まずはバッテリーが上がった時の対処方法、
ジャンプスタートというのを試してみることに。

ブースターケーブルという
コードを持ってさえいれば、
他の車からバッテリーを分けてもらえて、
それ自体をジャンプスタートというそうです。

バッテリーを他から供給して、
車を起動させるなんて、
なんだか人工呼吸と心臓マッサージみたいで、
人間みたいですよね。笑

しかし…うちの近所には、
ブースターケーブルを持っている人も、
それをお願いできる人もいなかったので、
加入している車の保険・Travelers に電話し、
ロードサービスの人に来てもらうことに。

※うちは1番安いコースに入っていますが、
最大8回ロードサービスが利用可能とのこと。

連絡すると1時間以内に来てくれて、
バッテリーチャージャーを繋ぐと、
すぐにエンジンがかかり、
あっという間にジャンプスタート完了。

ブースターケーブルで他の車から
バッテリーを分けてもらうだけでなく、
携帯バッテリーみたいなものから
チャージが可能なのです。

2~3分もチャージすると…


ロードサービスの人
この後20分位走った方がいいよ!じゃ!

 

彼は、あっさり帰ってしまいました。

私たちは言われた通り、
20分ほどドライブを楽しみましたが、
異常な気配はどこにもありません。

さおり
なんか…なおったみたいだね。

 

いやーよかったよかった。

 

車に対して無知な私たちは、
ジャンプスタートするだけで直ったと、
勝手に思い込んでしまったのです。

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再びバッテリーダウン

20分のドライブを楽しんだ後、
普通に家の駐車場に停め、電源を落とすと、
「ヒューん…」と微かな音と共に電源が切れ、
何となくやっぱり様子がおかしい。

その後、夫がもう一度、
エンジンをかけようとしても動きませんでした。

さおり
やっぱり直ったと思ったのは気のせいで、修理は必要なんだ…。

 

ジャンプスタートだけで直るわけないよね…。

 

その後、調べてみたところ、
プリウスなどのハイブリットカーには、
2種類のバッテリーが搭載されていて。
(走行用バッテリーと補機バッテリー)

中でも補機バッテリーは、
エンジンの起動やドアロック・解除など、
たくさんの大切な役割を果たしているようです。

しかし、そのバッテリー本体、
もしくは、そこに繋がる周辺機器が、
なんらかの理由でダメになったため、
今回のようなトラブルが起こったと考えられそう。

補機バッテリーは、
一般的に4~5年で交換が必要らしいですが、
私たちの車の交換歴は不明。

購入の際、消耗品についても交換済み、
1年間問題なく利用できるような状態で
納車と聞いて安心していたのですが…
突然、このような不具合が起こってしまいました。

これは、もう一度 Travelers に電話してジャンプスタートしてもらってから、どこかでバッテリーを交換してみるしかないのかな…。

 

Auto Zone へ

その後、もう一度、
ロードサービスの人に来てもらってジャンプスタート。

この後どこに行ったらいいのかな?

 

ロードサービスの人
うーん、とりあえず近くの Auto Zone に行って、テストしてもらった方がいいと思うよ。場合によっては、バッテリー交換もした方がいいし。

 

とりあえず紹介してもらった、
Auto Zone という、
カー用品チェーン店に行ってみることに。

 

お店に着いて、店員さんに事情を説明したところ…

店員
わかったわ。とりあえず車見せて!

 

駐車場に停めている車へ…

店員
あー…これはハイブリットだね。うちはハイブリットの対応はできないのよ。ごめんね。

 

ええええー!

結局、ジャパンオートサービスに確認し、
うちはもう見積り・売却契約など
ほぼ終了してしまっている特殊なケースで、
とりあえず修理せずに、もう一度査定しなおしてもらうことに。

 

しかし、中古車購入の際に、
10年以上前のハイブリットカーを選ぶのは、
避けた方が良いというのが、
最後の最後に分かりました。

バッテリーをはじめ、
周辺機器の交換歴や劣化状況がわかれば
ある程度安心なのかもしれませんが…
(お店はそんなの知らない・教えてくれないですよね。)

一般的なアメリカのカー用品店は、
ハイブリットカー対応不可だったり、
ディーラーで修理・交換するにしても、
普通の車より高額らしいので…

私達のような1年間のみのアメリカ滞在なら、
ハイブリットカーである必要はないのかもしれませんね。

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まとめ

  • ハイブリットカーには、バッテリーが2つある。
    (補機バッテリーと走行用バッテリー)
  • 補機バッテリーや周辺機器が劣化していると、バッテリー上がりの症状が急に現れることがある。
    (鍵が開かない、エンジンがかからないなど…)
  • バッテリー上がりの症状が起こった際も、ジャンプスタートで運転可能になる。
  • ハイブリット用バッテリーや周辺機器交換は、アメリカの一般的なカー用品店で対応不可や高額の可能性あり。
  • ジャンプスタートや修理・交換などは、ロードサービスやディーラーなど、プロの手を借りた方がよい。