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アメリカ生活の為に日本から持参した食材

スーパーフード・ビーツとメイソンジャーの使い方

こんにちは!

アメリカ生活82日目、さおりです。

私の住んでいるアパートでは、
定期的に住人自由参加のイベントが行われます。

先日、1年に1回あるという、
どこかのレストランのテイスティングを兼ねた会食会に参加し、
初めてビーツを食べ、メイソンジャーの使い方を間違えました。

その時のアクシデントの様子を書きたいと思います。

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会食のはじまり

朝から準備しているのを、
何となく気づいていましたが、
警備の人が増えたりと、結構大掛かり。

夕方時間通りに、住居内の広場へ行くと、
そこはいつもの広場が思い出せない位、
真っ白なテーブルやいすが並ぶ、
豪華な食卓がありました。

リアルなコース料理が食べられそうな様子にびっくり。

30分前までジムで走って、
汗だくだった私は、
危うくジャージ姿でこの会に臨むところでしたが、
なんとかシャワーを浴びてきて正解でした。

オシャレなカクテルをもらい、
自分の席を探すと、
そこはバイオリン演奏の目の前。

素敵な音楽とおいしいお酒に酔いしれていたところ、
続々と住人が集まってきて、会食が始まりました。

かぼちゃスープがスパイシー

夫婦2人で申し込んだので、
対面の席かと思いましたが、

私たちの席は横並び。

アメリカってこういうものなのかなと思いつつ、
私たちの向かい側の席に座った、
アメリカ人夫婦にあいさつ。

最初は素敵だなと思った、
バイオリンの生演奏ですが、
ボリュームが大きく、ほんの世間話なのに、
英語初心者の私たちには何言ってるかいつも以上に聞き取れません。

何とか、耳をダンボにして、
聞き取れる単語に、
必死の英語とスマイルで乗り切ります。

そのうち、最初の料理が運ばれてきました。
まずはスープのようです。

メニューには、
バターナッツのスープ
茶色のバターウィスキークリーム・カボチャの種を添えて
というような記載。

食べてみると、
これがかなりスパイスが効いていて、
すごく甘いのにスパイシーという、
なんとも日本のクリームスープとはかけ離れたもの。

オーストラリアでかぼちゃスープを飲んだ時は、
なんだこの味のないスープはと思ったけど、
これは真逆。

私は半分飲んで、
気持ち悪くなってしまったので、
ぺろりと一人分平らげた夫に
プレゼントしました。

スーパーフード・ビーツの燻製

スープは前菜。
気を取り直して、次の料理を待ちます。

メニューには、
スモークしたビート
ベーコンビネグレット…?
シトラスケールシャーベットと
セロリの泡を添えて
というような日本語に直すと、なんとも不思議な料理。

私も夫も??が頭の中を駆け巡ります。

そして運ばれてきた料理がコレ

一口食べて、
あまりのインパクトに
吐きそうになりました。

ビーツは、とても栄養価が高く、
甘くて美味しいと聞いたことがありますが、
こんなところで流行りのスーパーフードにお目にかかれるとは。

しかも、最初から燻製にしてあるとは、
少しハードルが高すぎやしませんか…。

最初は、ジュースなどで、
爽やかに出会いたかったものです。

食べた感じは、
小さく刻んだ、燻製風味の超甘いカブに、
ケールやセロリといった癖のある、
ソースがかかっているといった印象。

お品書きに、
ベーコンという記載があったのですが、
何回食べてみても、
豚さんは口の中で姿を現してはくれませんでした。

4.5回食べたところで、
ギブアップ。

向かいの美しいマダムが、
私、ビーツ大好きなの、と言って、
店員さんにもう1皿もらっているのを見て、
ギョッとしました!

マダムの旦那様も、
うちでは毎日ビーツ食べてるんだよー!
君は好きかい?と聞かれ。

ちょっと顔を引きつらせながら、
日本ではあまりメジャーな野菜ではないから、
今日が食べるの初めてと答えると。

美味しい?と聞かれ、
うーん、ノットバッドというしかありませんでした。

美味しい訳ないでしょ!と叫びたかったけれど、
向かいでおいしそうに食べているマダムを前に、
失礼なことは言えません。

初めて食べるビーツは、
ちょっぴり切ない思い出をくれました。

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メイソンジャーの使い方

どうやら次が、メインディッシュのよう。

メニューには、
グリルしたウズラの肉
パンプキンアップルリゾット
芽キャベツとザクロをキャラメリゼしたもの
という感じ。

味は、割と美味しかったです。

キャベツはシャキシャキしていてテリヤキ風味。
パンプキンとリンゴのリゾット風も。
甘めのポテトサラダみたい。

ただ、ウズラのお肉は骨が多く、
フォークとナイフで食べにくい。

悪戦苦闘していると、
向かい側の旦那さまが、
手を使った方がいいよと言ってくれて、
周りを見てもお肉は手で持ってかぶりついていました。

なんだなんだと、
安心して、手を使って完食。

そのすぐ後に、同じくお向かいの旦那様から、
お水いる?と言われ、イエス,プリーズと答えると。

水を注いでくれたのは、
メイソンジャー。

日本でもオシャレなカフェで
ドリンクを入れているのを見かけますが、
ストローもささってないため。

コレって飲み水…??

テーブルの上には、
大量の使い捨てプラスチックコップ。

夫に、これ飲む水だよね?と確認すると、
いや、手洗う用なんじゃない?と。

メイソンジャーって、
オシャレ女子がサラダを詰めたり、
インテリアに使ったりするけど、
そんな使い方もあったのか!

私は、ウズラ肉で汚れた手が気になっていたため、
ああ、あのおじさまは好意で水を入れてくれたんだ!
そうかそうかそれは知らなかったとばかりに、
指を入れて洗いました。

ですが、
その後周りを見てみると、
みんなメイソンジャーで水飲んでる…?

このやろー!という気持ちで、
隣を見ると、
しれっとメイソンジャーで水を飲んでいる夫。

「フランス料理じゃないんだからフィンガーボールとかないでしょ。」

完全に、赤っ恥をかかされたのでした。

アメリカ人に、
日本人ってメイソンジャーで指洗うんだ、と、
思われてしまったら、それは確実に私のせいですね。

素晴らしいデザート

もう過ぎてしまったことは、仕方ない。
後悔しても、しょせん後の祭り。

気を取り直して、デザートへ。

イチジクのコンポート
ヨーグルトムース
ライ麦とオートミールのアイス
といった感じ。

これが、すごく美味しい!

甘いけれど、塩味が強くて、
味にアクセントがある。

最後もビーツのアイスとか出てきたら、
どうしようかと思っていたけれど、
何個でも食べられる位、
美味しいデザートでした。

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まとめ

  • スーパーフード・ビーツの燻製は、
    日本人の口には合わない模様。
  • メイソンジャーで、手は洗わない。