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こんにちは!
アメリカ生活261日目、さおりです。
アメリカではグリーティングカードを贈り合う文化があるって本当?
現代の日本で生活していて、
あまり手紙やカードを書くことってないですよね。
ラインやメールが主で、
誕生日にも特にカードが必須というわけではないと思います。
しかし…
先日イングリッシュスクールで、
カードを贈ることは、
アメリカのとても素敵な文化だと学んだので、
こちらに “Thank you card” について書きたいなと思います。
お花の贈り物とカード
先週、イングリッシュスクールで、
日本についてのプレゼンテーションを行いました。
イベントをホストすることになった経緯は、
先生に頼まれたから…なのですが、
自分の英語の勉強にもなるし、
日本を知ってもらういい機会なので、
挑戦してみたというのが正直な気持ち。
無事に、他国出身の生徒さんたちにも、
先生たちにも楽しんでもらうことができ、
日本の文化も紹介出来て、
万々歳という感じだったのですが…。
そのイベントの最後に、
なんとサプライズで大きな花束を頂き!
そのイベントの翌週、
花束を渡してくれた先生に会った時も、
彼女から今度は、サンキューカードなるものを渡されました。
カードの表には “Thanks!” と書いてあり、
中を読むと、あなたの国の文化を
シェアしてくれてありがとう!という感じ。
アメリカ人は大雑把で、
繊細さとは無縁かと勝手に思っていたので、
カードを渡されたことに、とても感動したのですが…。
他の先生に会った時…
と言われたのです。
サンキューカードはアメリカの礼儀
その先生はネパール出身で、
全ての先生のとりまとめをしているディレクターなのですが…。
ネパールでは、そうでもないけどね。
彼女は、アメリカではプレゼンターには花束を渡す文化があるからと、あなたの為にわざわざ買ってきてくれていたのよ。
サンキューカードはアメリカで大事な文化の1つで、さおりは彼女に花束もカードももらっているんだから、サンキューカードを返さなきゃ!
そういう時はサンキューカードを贈るのよ。
嬉しいよね。
そういう風に感謝されたら、きっとまたさおりにもっとたくさん英語やアメリカの文化を教えてあげたいって思ってくれるとも思うよ。
全くもっともなことを言われて、
私はあいた口がふさがりませんでした。
自分がまるで、
何の気も利かない
小さな子どもになったかのように感じて…。
十分な英語力のない自分が、
30分間のイベントを作らなくてはいけなくなったこと、
いろいろな準備などに追われて、
先生たちが協力してくれたことへの感謝を忘れていました。
イベントをホストすることは、
確かに頼まれてやったことだし、大変だったけれど、
それ自体、私の英語力を伸ばすために
先生が考えてくれたことで…。
何なら、日々先生たちが、
ボランティアで授業をしてくれていることも、
私にとって当たり前になってしまっていたことに気づかされました。
日本でも何か人に良くしてもらった時、
お礼にお菓子を渡したり、
メールを書いたりもするし、
日本でも礼儀ってたくさんありますよね。
アメリカではそれが、
カードを贈ることだと言われて、
初めてアメリカという国の
繊細な文化を知ることが出来たのでした。
棚3~4個分のグリーティングカード
早速、近くの Target に、
カードを買いに行ったところ、
なんと棚4列分ほど、広範囲に作られたカードコーナー。
種類も量も日本の比ではありません。
興味がないので目に入っていなかっただけで、
大量のグリーティングカードが、
一般的な量販店にあったのです。
日本にもバースデイカードや多目的カードなど、
一応は雑貨屋さんなどにありますが、
こんな風に大量にはないかなと思います。
小さいのから大きいもの、
派手なものから落ち着いたデザイン、
用途もそれぞれ分かれていて、
本当にたくさんの種類。
アメリカ人が、頻繁にカードを書く証拠ですね。
私が見過ごしてしまうところだった、
アメリカのカードを贈るという文化…。
とても大事で、本当に素敵だと思うので、
もしも、誰かアメリカ人の方にお世話になった時には、
ぜひサンキューカードを贈ることを忘れずにしたいなと思います。
まとめ
- “Thank you card” は、感謝を伝えるためのアメリカの文化。
- プレゼントをもらった時、感謝を表したい時、様々なシーンで、カードを書くのが礼儀。
- アメリカの量販店には、いろんな種類・大量のカードが置いてある。