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日本のパスポートが世界1位になって思うこと

こんにちは!

さおりです。

先月、パスポートのみ(ビザなし)で
渡航できる国の多さを示すランキングで
日本が世界1位になったとして、
少しニュースになりましたよね。

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そこで、今回は日本のパスポートや、
世界のパスポートについて思うことを、
こちらに書いてみたいと思います。

日本のパスポートが世界一に

このランキングは、
カナダのコンサルタント会社
ヘンリー&パートナーズ」が毎年発表しているもの。

ビザなし(パスポートのみ)で
入国できる国家1つにつき1点、
日本は2018年、190点で現在世界単独トップに。

世界で安全な国、平和な国、裕福な国は、
日本以外にもたくさんあるのに、
1位を取るというのはとても名誉なことですね!

調べてみると、
ビザが免除されにくい国というのは、
非民主的・テロの発生する可能性の高い国のよう。

そういった意味で言うと、
日本は民主主義で平和、
他の国々とも友好的な関係を
築こうとしている国なので、
ビザが免除されやすいのですね。

最下位はイラク・アフガニスタン

では、最下位はどんな国かと言うと、
イラクとアフガニスタン。
ビザ免除は、30か国のみ。

日本からすると、
どちらも危険な国という印象で、
戦争やテロのイメージが強いですよね。

しかし、世界の情勢って、
TVや新聞で取り上げられていても、
実際自分の目で見なければ、
どのような状態なのかというのは実感できないもの。

私は、アメリカに行くまで、
中東の情勢については全く詳しくなく、
興味もほぼなかったのですが…

アメリカで通っていたESLスクールでは、
イラクやシリア出身の方がとても多く、
途端に身近な国という認識に変わりました。

※友達になったイラク人から、
Refugee と Asyleeの違いを学んだことについては、
“Refugee”と”Asylee” イラク人と友達になって分かったこと」に書いています。

そこでは、書かなかったのですが、
彼女になぜそんな大変な思いをしてまで、
アメリカに亡命してきたのかと聞いた時、

「子どもにアメリカのパスポートを持たせてあげたいと思った」

…と言われたのを思い出しました。

その時、私は各国のパスポートに、
そこまで違いがあると知らなかったので、
アメリカの国籍が欲しいってことなのかな位にしか、
感じなかったのですが…

このパスポート自由度ランキングを見て、
いかにイラクやアフガニスタン、シリアなどの方々が、
自国以外の国に入国するのが難しいかを知ったのです。

確かにテロや内戦で危険なのは確かですが、
そこに住む人、そこで生まれた人で、
平和主義の人、優しくて穏やかな人は、
他の国と同じようにたくさんいる…

それなのに、他の国に入国するのを拒否されたり、
テロを起こすのではないかと疑われてしまうのは、
とてもツライこと。

彼女は、きっと子どもにそんな思いをせず、
自由に世界中で活躍する人になってほしいと願って、
アメリカに来たのですね。

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パスポートの盗難にご注意

さて、そんなアメリカのパスポートは、
ビザ免除186か国で現在5位。

自由の国アメリカよりも、
日本はパスポートの自由度が高いんですよね。

税関も普通に受け答えをしていれば、
スムーズに通れるのは、
日本のパスポートのおかげ。

そんな都合の良いパスポートが欲しい人は、
きっと世界にたくさんいる。

今回、1位になったことで、
ますます狙われる危険性も
高くなっているかもしれません…。

渡航先や滞在先でパスポートは、
本当に本当に大事な身分証明書。

現在は、ICチップが埋め込まれていたり、
パスポートの精度自体高くなっていて、
偽造もかなり難しくなっているみたいですが…

旅行や長期滞在の際には、
盗難や紛失に一層注意をして、
楽しく安全に過ごすことが大事だなあと思ったのでした。

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まとめ

  • 2018年発表された、パスポートのみ(ビザなし)で渡航できる国の多さを示すランキングで、日本は世界1位に。
  • 最下位は、イラク・アフガニスタン。
  • パスポートの盗難には、ご注意を!