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こんにちは!
さおりです。
ダラスに住んでいた時、
常に身近にキリスト教の存在がありました。
ちなみに私は、
何も信仰していない、
至って普通の日本人なのですが…
ダラスにいた時は、
自分がキリスト教徒でないことが、
何か悪いことのような錯覚が起きる位、
どこもかしこもクリスチャンでした。
※以前、宗教について考えたことについては、
「アメリカで日本人の宗教観について考えてみた」に書いています。
そこで今回は、ダラスにいた時に、
キリスト教について聞いた話や、
プレゼントで聖書をもらった時の話など、
こちらに書いてみたいと思います。
ダラスはキリスト教徒の多い街
Wikipediaによると、
ダラスでキリスト教徒は78%。
(2014年の調査)
バイブルベルトと呼ばれる、
キリスト教が熱心に
信仰されている地域の1部で、
教会もたくさんあります。
ちなみに、人気アメリカドラマ
ビッグバンセオリー・シーズン3第1話でも…
「テキサスでは食事の前にお祈りよ。
カリフォルニアとは違うんだから。」
…というようなセリフがある位、
テキサス=キリスト教というイメージのようですね。
また、アメリカ内の他の州では、
どうかわかりませんが、
日曜の午前はほとんどのスーパーで、
この写真のように、お酒が販売されません。
(写真は日系スーパー・ミツワです)
これは「日曜の午前中は、教会に行くもの」
という考えから来ているようです。
話には聞いたことがありますが、
実際にそれを見た時には、
結構ビックリしましたね。
宗教がカジュアル
お酒販売のことからもわかるように、
生活そのものに自然と、
キリスト教が入っているアメリカ。
そう、教会に行くことは、
とても普通で、当たり前のことなのです。
私が英語学校で、
クリスチャンの若い女性先生と話していて、
1回も教会に行ったことないと言った時…
「なんてクレイジーなの?!」と、
大変驚いていました。
彼女が言うには、
教会には何でもあるし、
教会に行かない人生なんて考えられないそうです。
今は、カジュアルな、
若者向けの教会も増えていて、
牧師さんが説法を説くだけでなく、
歌をうたったり、とても楽しいらしく…
私も何度か誘われたのですが、
夫が日曜は仕事だったため、
行きそびれてしまいました。
今では、1回位行ってみれば良かったなあなんて。
ちなみに英語学校のおじいちゃん先生は、
伝統的なスタイルの教会に通っているらしく、
年齢が上の人ほど、昔ながらの教会に通う傾向があると言っていました。
プレゼントは聖書
一緒に教会に行こうと誘ってくれていた、
若いアメリカ人のボランティア先生ですが、
英語学校で1年間ほぼ休まず通った生徒の修了式があった時、
私によく頑張ったねとプレゼントをくれました。
それが、やたら重くて、
しかも帰り際に渡された為、
中身を見ることなく帰路を歩き、
やっと家に着いて、箱を開けると…
それは名前入りの聖書!
もちろん中は全部英語です。
添えられていた手紙には…
「少し難しいかもしれないけれど、
あなたの英語レベルでも、
読むことが出来ると思います。」←ホントに?
「旧約聖書の方は少しわかりにくいから、
新約聖書の方から読んだ方がいいよ!」
というアドバイス付き。
これには、私も驚きを通りこして、
ちょっと引いてしまいました。
(しかし彼女の想いはありがたいので、
ちゃんと航空便で日本にお持ち帰り。)
明らかにクリスチャンじゃない人へ、
プレゼントで聖書を贈るとは、
なかなかのピュアさ。
きっとキリストを信じる者は救われると信じて、
それを他人へも教えることが善だと疑わないのでしょう。
本棚の隅の分厚いものを見る度、
プレゼントを渡してくれた時の
彼女の嬉しそうな顔を思い出して、
「ああ、ダラスはクリスチャンの街だったなあ」と、
懐かしさに想いふける私なのでした。
まとめ
- ダラスでキリスト教徒は、全体の3分の2以上いる。
- 日曜午前はお酒を買えないお店が多い。
- プレゼントで聖書をもらっても、驚かないこと!