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こんにちは!
アメリカ生活140日目、さおりです。
今日から来年1月2日まで、
イングリッシュスクールは冬休み。
一番仲良かった先生は、
来月から仕事の都合で違う国へ行くことに…。
こんなに仲良くなれたのに、どうなる私の英会話!
私が彼女と友達になるまでの2か月半について書きます。
イングリッシュスクールが嫌だった
英語が話せるようになったら、
日本に帰って働く選択肢が広がるなあーと、
ひそかな夢を抱いて、
駐在妻生活を始めた私ですが。
アメリカに来てからの生活は、
予想以上に大変なものでした。
生活の立ち上げや、
スーパーの買い物、
すべてに英語が付きまとい、
その度に頭を悩ませる日々…。
いつもちゃんと理解できないし、
いつも伝えたいことが伝えられない。
だんだんと英語を見たくない
という気持ちに拍車がかかり、
とても家で勉強する気になれませんでした。
アメリカに来て2か月が経ち、
本格的にイングリッシュスクールに
通うことになりましたが、
英語への嫌悪感はどこかで続いていました。
自分への義務のような気持ちで、
クラスに毎日のように通いましたが、
全く言葉が出てこなくて、
涙が出そうになることもありました。
楽しくなり始めたのは
そんな中、同じく毎日クラスに来る、
シリア出身の60代のおじさんは、
私よりもボキャブラリーが少ないのに、
果敢に話そうとしていて…。
※そのおじさんについては、
「「help yourself」ってどういう意味?」で紹介しています。
毎日毎日、私にでさえ、
目に見えて進歩が分かるくらい、
彼は頑張って勉強していました。
すぐに、60代のイラク出身のおばさんも、
毎日スクールに通ってくるようになり、
彼女はほとんど話せませんが、
物腰の柔らかさでクラスの雰囲気を和やかにしてくれました。
そして次第に、ボランティア講師として、
月曜と金曜に来る、
20代のネイティブ女性と話すことが、
私の生活の中の楽しみになって行きました。
彼女はへたくそな私の英語を、
根気強く理解しようとつとめ、
間違っているところを
その都度、訂正してくれました。
そんな彼女は、
初めて私が英語を話せたと思った人でした。
私もおじさんもおばさんも、
英語で会話しているとは
お世辞にも言えないような、
メチャクチャな発音と文法。
本当にカオス。笑
でもそんな状況も楽しかった。
それすらも、笑いあえるようになったから。
英語を話せなくてもわかり合える。
伝えたい気持ちや笑わせたい意欲があれば、
絶対に伝わるし笑いあえる。
私は家でも、時間さえあれば、
英語を読んだり聞いたりすることに、
夢中になっていきました。
別れは突然に
12月に入って、
突然、おじさんが来なくなりました。
なぜなのかスクールの人に聞くと、
彼は違う地域に引っ越してしまったから、
もう来ることができないと言われました。
あまりに突然のことで、
私には彼にありがとうを
伝えることも出来ませんでした。
そして、同じ時、
あの物腰が和やかなおばさんも、
クラスに来なくなりました。
「彼女は、仕事を見つけたみたいだよ。」
いつの間にか、
私の通うスピーキングクラスには、
私一人とボランティアの女性しか、
いなくなっていました。
そして、そんな彼女も…。
私はあまりの衝撃で、
言葉が出ませんでした。
こんなに仲良くなれたのに。
やっと英語を話すことが楽しくなってきたのに。
「I will miss you」と言えた日
冬休みに入る前、
最後のイングリッシュスクールで、
クリスマスポットラックパーティーがありました。
そのパーティーの前に私は、
コロンビアへ行ってしまう彼女との、
最後のスピーキングレッスン。
クラスに行くと、
すでに机にはプレゼントが。
それだけで、とてもビックリしたのですが、
開けると中には絵本が。
私が絵本で英語を
勉強していることを知っていて、
プレゼントしてくれたのです。
私は日本のものがプレゼントしたくて
扇子を渡しました。
手紙は、書いても書いても、
伝えたいことがまとまらず、
何回も書き直して、
4枚に収めたものを中に入れて。
パーティーの最後、
「I will miss you.」そう言った私に、
彼女はこれからも連絡を
取り合っていこうと言ってくれました。
その日の夜、届いたメールには、
いつでも英語で分からないことがあれば
メールしてねという内容。
そして、コロンビアでの生活に慣れたら、
絶対にその様子をメールするからねと。
アメリカ生活5か月目…
こんな私にもアメリカ人の友達ができました。
まとめ
- 英語が出来なくても伝えたい・笑わせたいという気持ちさえあれば絶対に伝わる。
- 「I will miss you」は、これから会えなくなる人に、別れ際の寂しくて切ない気持ちを伝える言葉。