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こんにちは!
アメリカ生活308日目、さおりです。
先日、ヒューストンにある、
ジョンソン宇宙センターに行った際、
90分の NASA Tram Tour に参加しました。
そこで、見学した3つの施設、
アポロ計画で実際に使われた管制室、
宇宙飛行士訓練施設やロケットパークなど、
詳しく紹介したいと思います。
※トラムツアー以外のNASAの見どころについては、
「ヒューストンの宇宙センターで NASA 見学!おすすめツアーや展示を紹介」で詳しく紹介しています。
Mission Control:管制室
4つほど車両が連結した
長―いトラムで、
最初に向かったのは,
Christopher C. Kraft Mission Control
このビルに入るやいなや、
だいぶ上まで階段で上がるので、
結構、疲れます。笑
(足の悪い方などは、エレベーター利用可能)
階段をいくつもいくつも上がり、
ようやく歴史的な管制室へ。
(ガラス越しに見ることが出来る部屋です)
ここで席に座って、
係の人から説明を聞いたのですが…。
実際にこの部屋から、
人類史上初の月面着陸となる
アポロ11号の打ち上げ・離陸など、
ミッションコントロールを行ったと知り、感激。
中でも一番ビックリしたのは、
当時、現代のような小型・高性能のパソコンはなく、
コンピュータの容量は、わずか2メガバイトだったこと!
私たちのスマホ写真3~4枚位で、
そのキャパは越えるそうです。
だって1969年なんて言ったら、
私が生まれる18年も前。
「あなたたちの持っているスマホで、
アポロ11号のミッションコントロールが全て行えちゃうんですよ~」
なんてお姉さんが言うもんだから、
なんだか人類の進歩を感じましたね。
ちなみにこういう話は、
男の人の方が興味あるかと思いきや…
私がビックリしているこの時、
エンジニアの夫は、隣の席で寝ていました。笑
Space Vehicle Mockup Facility : 宇宙飛行士訓練施設
トラムに乗り込み、
次に向かったのは、宇宙飛行士訓練施設。
そこでは、2階?の見学用の歩道から、
ガラス越しに訓練施設を見下ろすことが出来ます。
部屋自体はとても広く、天井が高くて、
たくさんの宇宙船があり、圧巻。
この施設内には、
いろんなタイプの原寸模型があり、
宇宙飛行士やエンジニアそれぞれに
異なった訓練ができるそうです。
次世代のロボット工学プロジェクトもあるよう。
訪問したタイミングなのか、
訓練している宇宙飛行士はみれませんでしたが…。
ここですべての宇宙飛行士が
訓練をしているのかと思うと、
同じ建物内に入ることが出来て、
なんだか嬉しかったです。
慰霊樹
トラムに乗り、次のスポットに移動する際、
突然、走行速度がゆっくりになり、
ふと右を見てみると、そこにはたくさんの木。
木の根元には、何か書かれていて…。
それは、事故により、
亡くなった宇宙飛行士たちの慰霊樹でした。
一見、華やかな活躍ばかりがフォーカスされますが、
命をかけて任務にあたる人がいてはじめて、
宇宙は開拓されていくんだと感じた瞬間でした。
Rocket Park : ロケットパーク
最後の場所に到着、
すぐに目に入ったのが、
原っぱの中にそびえたつロケット。
写真撮影している人がたくさんいました。
そばに倉庫みたいな建物があり、
その中にはアポロ計画などに使用されたモデル、
Saturn V ロケットが!
このロケットは、
今まで飛行した宇宙船の中で、
もっとも重く、高さがあり、
そしてパワフルなものなのだそうです。
その他、壁沿いには、
今までのアポロ計画(1号から17号まで)について、
乗った宇宙飛行士とその内容が詳細に書かれていました。
きっと私たちがこうしている間にも、
宇宙開発はドンドン進められていってる…。
まとめ
- 90分の NASA トラムツアーでは、宇宙船のミッションコントロールの為の管制室、宇宙飛行士訓練施設、ロケットパークをまわる。
- ロケットパークでは、Saturn V ロケットを見ることが出来る。
- ジョンソン宇宙センターには、事故を忘れないため、任務で亡くなった宇宙飛行士の慰霊樹がある。