当ブログ1番人気!
アメリカ生活の為に日本から持参した食材

英語初心者に必要なのは?コミュニケーションの鍵は状況認識にあり

こんにちは!

帰国して38日目、さおりです。

アメリカに行って気付かされたのが、
英語も日本語と同じ1つの言語であって、
シチュエーションや相手の認識によって、
伝え方は変わるということ。

スポンサーリンク

文法の正解よりもその時の状況や、
相手の気持ちありきで表現を考えることが、
良いコミュニケーションの鍵だと気づきました。

そこで今回は、
英語がペラペラでないからこそ、
意識しなければいけないこと、
実際に私が飛行機の中で考えた、
CAさんとのコミュニケーションについて
書いてみたいと思います。

状況によって聞き方・伝え方は変わる

日本で生活していると、
自然にできているのが、
状況によって聞き方、伝え方を変えること。

丁寧語タメ語ということではなく、
たとえば服屋さんに買い物に行って、
その時セール中で出ているサイズが少ないんだけど、
特定のサイズが欲しい時なんかは…

さおり
あの…これのSサイズってありますか

って聞くと思います。

でも、セール中ではなく、
豊富に商品が並んでいて、
たまたまSだけなくなっている時は、
在庫があると予想して…

さおり
コレのSサイズを試着できますか?

って聞いたりしますよね。

「Sサイズがありそうか無さそうか」
という、根本的な意識の違いから、聞き方が変わる。

セール中という状況が、
分かりやすくサイズに対する認識を操作していて、
これには、店員さんも客も同じ認識であるはず。

だから個々のシチュエーションで、
違った訪ね方をしていて、
それに対して店員さんも、
全く違和感なく応対してくれる…。

このように日本語では、
状況に応じて適切な表現ができるのに、
英語になってしまうと、なぜかそれが出来ない。

私で言えば最初アメリカに来た時は、
手っ取り早くなんでも
「Can I ~」を使えばいいと思っていました。

心の余裕もなかったし、
自分の中に全くと言っていいほど、
英語表現のボキャブラリーがなかったから。

トマトジュースをもらえますか?

例えば…
アメリカの国内線の飛行機に乗った時、
飲み物を聞かれると私はいつも、
トマトジュースを頼んでいたのですが、
大体いつも聞き返されてしまって、オーダーに苦労していました。

その理由には、
トマトという発音の難しさも少なからず
関係してはいたと思うのですが…

トマトジュースのマイナーさが、
大きな理由ではないかとふと気づいたのです。
(オレンジジュースってどうやって言っても大体通じますよね。)

そこで、ちょっと言い方を変えてみただけで、
その発音の部分もうまくカバーされ、
全く聞き返されず、1回で伝わるようになったのです!

それは…

Can I have some tomato juice?
(トマトジュースをいただけますか?)

Do you have some tomato juice?
(トマトジュースありますか?)

…に変えた、たったそれだけでした。

後者なら、一発でCAさんは理解してくれたのです。

スポンサーリンク

相手の立場に立つ

トマトジュースっておそらく、
ほとんどの人が頼まないモノ。

でも、私はトマトジュースが大好きで、
あの塩分が飛行機の中ではすごく欲しくなる…。
(そんなことどうでもいいか。笑)

なので、いつも飛行機では、
トマトジュースを頼むから、
アメリカン航空の飲み物カートの中に、
トマトジュースを用意しているのを、
私は、知っていたのです。(自分の解釈)

でもCAさんは、たぶん私が
トマトジュースを頼むなんて思ってないし、
定番のコーヒーかオレンジジュースか、
はたまたウォーターだときっと思われています。
“Can I have” と私が言った時点では。

だから、聞き逃されてしまっていたんです。

カートの上にのっている飲み物、
目に見えているモノに関しては、
どんなにカタコトだって、
Can I have ~で通じるのは、
お互いに共通認識で、存在しているモノだから。

でも、CAさんは、
トマトジュースの用意があることを
私が知らないと思っているので…
(もしくは知っていることを知らない)

この日本人が何を欲しがっているのかがわからない。
(つまり、トマトジュースが欲しいことを予想していない)

それを、Do you have と始めるだけで、
CAさんは、「あ、この人は今カートの上に
見えているモノ以外のものが欲しいんだな」
ということを理解してくれて、
トマトジュースが1回で通じる…
という現象が起こったのではないかと思います。

すごく微妙な違いなのですが、
このように伝える、伝わるというのは、
ムズカシイ文法や単語を使うことではなく、
相手の立場に立って考えて話すことであり…

それ自体が、言語を使った、
コミュニケーションの要だということに
アメリカでハッと気付かされたのでした。

伝わらないのは、
発音や文法の間違いではなく、
お互いの認識の違いという、
根本的なところにあるのかも?

私みたいに英語が苦手でも、
相手の立場に立って考えてみると、
なぜ伝わらなかったのかが理解できて、
英語でのコミュニケーションが楽になるかもしれません!

スポンサーリンク

まとめ

  • 相手の立場に立って使う言葉を選ぶことで、英語はぐっと伝わりやすくなる。