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こんにちは!
さおりです。
旦那さんの海外勤務に同行するために、
妻が仕事を退職する場合って…
失業保険受給は諦めなければいけないもの?
答えは、NO!
ちゃんと延長の申請をすれば、
最長3年受給の開始を伸ばすことが可能です。
そこで今回は、
駐在妻の失業保険延長申請について、
こちらで詳しくご紹介したいと思います。
失業保険制度とは
まず、失業保険(雇用保険)と言っても、
お金をもらえるイメージだけで、
どんなものなのかピンとこない方も
たくさんいらっしゃると思います。
(実際私も手続きするまではよくわかっていませんでした…)
この雇用保険の制度について、
簡単に説明すると…
失業した時に、
失業中の生活を心配せず、
次の仕事探しに専念するために、
「失業手当」という名の給付をもらえる制度のことです。
なので、もしも旦那さまの海外勤務に
同行するための退職の場合、
「早めに退職して、給付をもらってから出国しよう!」は、NG。
失業保険の受給には…
- 就職しようとする意思
- いつでも就職できる状況
- 就職への努力(就職活動の実績)
が必要なんです。
失業保険は延長できる
そして、今回の本題、
「夫の海外勤務に同行する為の退職」の場合…
上記に書いた3つの条件のうち、
いつでも就職できる状況に無いわけで、
そういった場合は、
働ける状態になるまで(最長3年)
受給期間の延長が可能なんです!
実際に、妊娠・出産などで延長される方は、
かなり多いのではないかと思いますが、
「失業受給給付資格者のしおり」にも、
配偶者の海外転勤に同行するなどの理由で延長が可能と、
しっかりと記載があります。
私は退職後、
渡米までに1か月あったので、
その期間に受給期間の延長申請を行い…
また、帰国してすぐに、
ハローワークで失業給付受給の手続きをして、
無事、全額分受給し終わることができました。
受給期間の延長の為の手続き
受給期間延長には、
まず、「受給期間延長申請書」が必要になり、
手続きをするハローワークや状況に応じて、
追加で必要な書類の内容が異なると思います。
なので、退職後に、
元職場から離職票など一式が届き次第、
お近くのハローワークの窓口で相談が必要です。
以下は、私が受給期間延長を行った時の話ですが、
最初に窓口で相談をした時、
申請には、以下の8点が必要だと言われました。
- 受給期間延長申請書
- 返信用封筒(82円切手を貼る)
- 戸籍謄本コピー
- 夫の辞令コピー(名前、期間、国の記載)
- 離職票ー2
- ビザのコピー
- Eチケットコピー
提出には、郵送でも窓口でも、
どちらでもOKと言われましたが、
私は不備があると怖いので、
必要書類が集まり次第、窓口で提出しました。
要は、夫と自分の関係を証明するために、
戸籍謄本のコピーが必要で…
その夫の名前と勤務する国名、期間の記載がある、
夫の会社から発行された辞令のコピー、
パスポート、ビザ、Eチケットなどで、
出国日を確認という感じで、
物的証拠があれば申請は認められるようです。
延長が認められれば、
受給期間延長許可の紙と離職票ー2が、
提出した返信用封筒に入って届きます。
これで、私の場合、
受給期間延長の手続きは完了でした。
帰国後はなるべく早く(1か月以内に)手続きへ
帰国後(受給期間延長の理由が終わった時)は、
出来るだけ早めに手続きに行きましょう。
(届け出が遅れると受給できなくなる可能性もあるようです)
手続きの際の持ち物は、以下の通り。
- 離職票-1、-2
- マイナンバーカードor通知カード
- 身元確認書類
(運転免許証やパスポートなど顔写真付きのものであれば1種類 - 保険証などの顔写真の無いものであれば2種類)
- 写真(3cm×2.5cm)2枚
- 印鑑
- 本人名義の通帳またはキャッシュカード
ちなみに、私は離職票ー2が、
返信用封筒で送られてきたのを忘れていて…
提出したから持っていかなくていいと勘違い。
持参するのを忘れて、
家に取りに戻る羽目になったので、
お忘れ物が無いようお気を付けください!笑
まとめ
- 夫の海外勤務に同行する場合、失業保険受給の延長申請が可能。
- 申請には「受給期間延長申請書」のほかに、必要となる書類が状況によって異なる為、窓口で確認が必要。
- 帰国後は、速やかにハローワークで受給の手続きを。
忘れ物が無いようにお気をつけください!