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アメリカ生活の為に日本から持参した食材

【日通の海外引っ越し】日本からアメリカへ~持参する荷物の準備~

こんにちは!

さおりです。

海外引っ越しの荷造りって、
持ち込み禁止品や届く日数を考えると
結構難しいですよね。

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私も、あれもこれも持っていきたいけど
引っ越しの段ボールに入れるべきか、
スーツケースに入れるべきか…など、
かなり戸惑いました。

そこで、今回は、
私が日本からアメリカへ引っ越しをした時、
どのような手順で仕分けを行ったのか、
何をどこに入れて持っていったかなど、
こちらで紹介したいなと思います。

※日通の荷物明細書や梱包・回収については
【日通の海外引っ越し】日本からアメリカへ~荷物明細書の記入や梱包・回収~」に書いています。

引っ越し荷物の仕分け方

海外引っ越しとなると、
荷物の仕分けが最重要課題。

手順としては、
私は以下の順に行いました。

  1. 絶対に渡航先に持っていきたい最低限必要なものを書きだす。
  2. 書きだしたものについて、
    禁止品目・すぐ使うかなどを考慮しながら、
    船便・航空便・スーツケース・飛行機内手荷物
    4つのうちのどれで持ち込むかを考える。
  3. 実際にそれぞれの荷物が、
    想定内の量に収まった場合、
    追加で持っていきたいものを考えて、
    空いたスペースに詰める。

もしも、日本で住んでいる家を引き払って、
渡米する場合には…
1の段階で、何を捨てるか、
何を日本に残す(実家などに送る)かも
考えた方が良いと思います。

我が家の場合、会社の規定で、
引っ越し業者に頼める箱数が、
かなり少ない量だったので、
1の段階で持参したいものをかなり絞りました。

届く日数と禁止品を考慮してパッキングする

上で書いた仕分け手順の2番目、
持ち込む荷物を選定した後に行うのが
どの荷物をどこに入れるかの決定です。

船便・航空便・スーツケース・飛行機内手荷物の中で、
どの荷物をどこに入れるかで考慮する点1つ目は、
届く日数の違い。

まず、船便と航空便で大きく違う点は、
到着にかかる日数と受ける衝撃の大きさです。

  航空便 船便
到着日数 10~19日 45~55日
荷物への衝撃

航空便の方がだいぶ早く届きますが、
衝撃は船便よりも大きいようです。

また、割れ物などは船便がおすすめと、
日通の書類には書いてありますが、
実際、私はかなり薄めのワイングラスを
航空便で送りましたが、無傷でした!

なので、衝撃うんぬんに関しては、
しっかりと梱包しているかどうかにかかっていると思います。

私たちは、できるだけ早く
全ての荷物が手元に届いてほしかったので、
すべての荷物を航空便にしましたが…

もし船便と航空便を使い分けるのであれば、
決め手は早く欲しいかどうかではないでしょうか。

また、どの荷物をどこに入れるかで考慮する点2つ目は、
禁止品の違いです。

日通の荷物に入れてはいけないもの、
手荷物で機内に持ち込めないものなど、
禁止品はそれぞれ異なる為…

(※例えば食料品=日通の禁止品ですが、
受託手荷物ならOKなど次で詳しく書きます。)

適正な運搬方法を選んで、
パッキングしていくことが、
海外引っ越しの要と言えるのではないかと思います。

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それぞれの禁止品目

日通の禁止品目

  • 火器類、危険品
  • 爆発物
  • ワシントン条約に抵触する革製品、毛皮製品
  • 食料品、酒類 全て
  • 防虫剤 スプレー式のものからゴキブリホイホイ、
    蚊取線香等の全ての殺虫剤は、検査時に発見されると没収・罰金の可能性大
  • 医薬品 
  • たばこ
  • 自動車、オートバイ

食料品は、一切入れることが出来ません。

また、医薬品については、
未開封で説明書付きの市販薬であれば、
救急用品(FIRST AID KIT)や
救急箱一個分の常備薬程度はOKとのこと。

処方薬については、
英文処方箋のないものはNGだと聞きました。

私は、処方薬の吐き気止めや頭痛薬を
どうしても少し持っていきたかったのですが…

英文処方箋を作成してもらうには、
時間もお金もかかってしまうので、
スーツケースに入れたのですが、
それで特に問題なし。

もしも、処方薬を持参したい方は、
あまり多いと問題かもしれませんが、
少量であればスーツケースに入れるのが妥当かと思います。

受託手荷物(スーツケース)禁止品(JAL・アメリカン航空の場合)

  • 火器類、危険物
  • リチウム金属・リチウムイオン電池単体
    (PC本体に入っているバッテリーはOK)
  • サムスン社Galaxy Note 7
  • 肉製品や乳製品、種子・果物、卵などの食品

禁止ではないが機内持ち込み推奨

  • パソコンやタブレットなどの電子機器
  • 貴重品
  • 割れ物

※スーツケース1つにつき23kgまで

スーツケースはかなり粗雑に扱われることや
盗難の可能性もある為、
貴重品や精密機器、壊れ物は、
機内持ち込みが推奨されています。

我が家は、電子機器が多く心配だったので、
私はアメリカン航空に電話をして
パソコンなどの電子機器を
いくつまでなら持ち込んで良いか聞いたのですが…

2017年7月の時点では、
1人3つまでならOKと言われました。

その為、
私=iPhone・タブレット・PC
夫=iPhone・PC2つ
機内持ち込みにしました。

飛行機内手荷物の禁止品

  • 火器類、危険物
  • 刃物
  • 100ml以上の液体物
    (容器1つにつき100ml以下であれば、
    ジッパー付き透明ビニール袋に入れればOK)
  • 2g以上のリチウム電池
  • 160wh以上のリチウムイオン電池
  • 一部食品

刃物は、眉ばさみや鼻毛切りもNGです。

以前、メイクポーチに入っていたのを忘れて、
機内持ち込み荷物に入っていて、
X線で見つかり、即捨てられたことがあります。

また、液体物はX線で必ずバレると思いますので、
もしも機内に持ち込みたい方は、
ジッパー付きビニール袋に入れての準備が必要です。

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実際の引っ越し荷物について

航空便6箱に詰めたもの(アメリカ到着後すぐに必要ないもの)

  • 食器類
    出来るだけ軽く割れないものをと
    プラスティック製のものを一式。
  • 調理器具
    包丁やボウル、菜箸など、
    必要な料理器具を一式。
    鍋やフライパンはかさばるので
    アメリカでそろえると決めて、
    圧力鍋だけ入れました。
  • 生活用品
    枕、毛布、衣類、文房具、体重計など、
    生活に使うもの一式
  • 衛生用品
    歯ブラシやかみそりの替え刃、
    目薬や日焼け止め、化粧水など一式。
  • 常備薬
    総合感冒薬(パブロン)、胃腸薬(正露丸)など。
  • 掃除用品
  • 機械ケーブル類
    ネットワーク機器、外付けDVDドライブ、
    HDMIケーブル、LANケーブル、コンセント延長ケーブルなど

スーツケースに詰めたもの(ホテル生活に最低限必要なもの、食品)

機内手荷物(貴重品、電子機器、機内で必要なもの)

  • パスポートを始めアメリカ生活に関わる重要書類一式
  • 貴重品
  • パソコン・タブレットなどの電子機器
  • トラベル枕、メイク用品、機内で使うもの

※詳細な荷物のリストは、
【日通の海外引っ越し】日本からアメリカへ~持ち物リストを公開~」で紹介しています。

衣類圧縮袋は荷造りの必須アイテム

出来るだけ無駄なく、
荷物を詰めるため、
絶対に必要なのが、圧縮袋。

服や下着、タオルなどは、
圧縮袋に入れることで、
本当に小さくなります。

我が家は、日本からアメリカへの引っ越しで24枚。

何回も繰り返し使えるので、
アメリカ旅行でも使用できて、便利でした。

また、アメリカから日本へ帰ってくる時は、
来た時に使ったものだけでは足りなくなって、
更に12枚買い足したほど。

例えば、使い捨て生理用ナプキンを
持参しようと考えている方も、
圧縮すればかなり体積が減ります。

※詳しくは「布ナプキンのススメ-アメリカの生理用品-」に書いています。

重さは無いのにかさばってしまうものは、
どんどん圧縮袋を使って小さくすると、
荷詰めがスムーズ。

掃除機などが必要なく、
手だけで圧縮できる商品が
使いやすくておすすめです。

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まとめ

  • 引っ越し荷物を、航空便・船便・スーツケース・機内手荷物に分ける際に考慮が必要なのは、届く日数と禁止品の違い。
  • 衣類圧縮袋は、引っ越しにマストで必要な便利グッズ。