【ハンドメイズ・テイル】シーズン5第3話のあらすじと感想【ネタバレ】

こんにちは！

さおりです。

「ハンドメイズ・テイル」
（原題：The Handmaid’s Tale）
シーズン5の第3話を観ました！

この記事では、主要登場人物や
シーズン5第3話の簡単なあらすじ、
私なりの感想を書かせて頂くので、
興味があれば読んで頂けると嬉しいです。

※シーズン5第2話の感想は、
【ハンドメイズ・テイル】シーズン5第2話のあらすじと感想【ネタバレ】に書いています。

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登場人物

ジューン・オズボーン/オブフレッド/オブジョセフ

夫のルーク・娘のハンナと一緒に
ギレアド脱出・カナダを目指していたが、
捕らえられハンドメイドに。

シーズン4で、
ついにギレアドを脱出、
カナダで夫・ルークと再会し、
元ハンドメイドたちと
フレッド・ウォーターフォード殺害を成し遂げる。

フレッド・ウォーターフォード

政府高官（司令官）であり、
妻のセリーナと共に、
ギレアドの創設に尽力。

ジューンが最初にハンドメイドとして着任した家の主人。

セリーナ・ジョイ・ウォーターフォード

フレッドの妻で、元文化活動家。

エミリー・マレク/オブグレン/オブスティーブン/オブロイ/オブジョセフ

元大学講師の同性愛者で
妻と子どもとカナダに逃げる時、
エミリーだけ捕まり、ハンドメイドに。

ジューンの買い物のパートナーで、友人関係に。

ジャニーン/オブウォーレン/オブダニエル/オブハワード

ハンドメイドの訓練センターで、
罰を受け右目を失ったハンドメイド。

精神的に不安定で、
幼い子どものように
無邪気な面やわがままな面を持つ。

リディア・クレメンツ（おばリディア）

ハンドメイドを監督するおば。

教育熱心で信心深く、
刑罰には厳格で残忍だが、
ジャニーンに対する接し方など、
思いやりの心も見え隠れしている。

ルーカス・バンコール（ルーク）

ジューンの夫。

ギレアド脱出、
カナダで再会したモイラと共に、
ギレアドで出産したジューンの子供・ニコルを育てている。

ハンナ・バンコール/アグネス・マッケンジー

ジューンとルークの実の娘。

ジューンがハンドメイドとして捕らえられ、
ハンナはマッケンジー司令官の娘
「アグネス・マッケンジー」として育てられることに。

ニック・ブレイン

ウォーターフォード司令官の運転手であり、
ギレアド政府の目だった。

ジューンと秘密の関係を持ち、
ウォーターフォード家で産んだ子ども・ニコルの本当の父親。

司令官に昇格後、
シーズン4ではジューンたちのフレッド殺害計画を助ける。

モイラ

ジューンの大親友で、
ジューンと一緒にハンドメイドの訓練施設に入るが、
配属される前に脱走するが捕まる。

その後、イゼベルの店でルビーとして働くが、
ジューンと再会し、再度ギレアド脱出を計画、
現在カナダで難民としてルークと共に生活している。

リタ

元・ウォーターフォード家のマーサ（家政婦）、
ギレアド脱出を成功させ、カナダで暮らしている。

ジョセフ・ローレンス

エミリーがハンドメイドとして、
最後に着任した家の主人（司令官）。

シーズン2最後で、
エミリーのギレアド脱出を助けるなど、
何かとジューンの計画に協力。

エスター

キーズ司令官の妻。
シーズン4第1話、ジューンたちが身を寄せた農場の婦人で、
その後、ハンドメイドに。

マーク・トゥエロ

カナダのアメリカ政府代表。

第3話の導入

ジューンとルークは、帰宅後、
ハンナのことで動揺を隠せず、
モイラも、テレビを見たと心配。

特にジューンは、
ハンナが何色の服を着ていたかを気にしていて…。

第3話のあらすじと感想

第2話のラストは、
ついにセリーナが本気を出してきたって感じで、
全世界に放送された、ハンナとセリーナの姿、
鳥肌が立ちましたね。

ジューンとルークは帰宅後も動揺が収まらず、
モイラも心配していて…

特に、ハンナが何色の服を着ていたか、
思い出せないジューンに、
確か紫だったというモイラ。

ハンナは、前まではピンクの服を着ていたはずでしたが、
紫って…どういう意味でしょうね。

まあ、いずれにしても、
ピンクじゃなかったということは、
もう小さな女の子ではないってことで、
ハンナの次のステージがどこなのか、
ジューンたちだけでなく、
見ている私達もすごく気になりましたよね。
（ギレアドは、着ている服の色で身分がわかるから怖い…）

テレビ放送ではニックも写っていたので、
ジューンは「ニックと話す必要がある！」というけれど、
トゥエロを介さないと彼と連絡を取れないというルーク。

そこで、「国境に女性たちのグループがある」と打ち明けるモイラ。
なんと「内部の人たちにメッセージを送れる」と。

それを聞いて、今までモイラがそのことを知っていて、
自分に話してくれていなかったことを怒るジューン。

モイラは「彼女たちは基本的に自殺願望があって、
心に傷を追った人たちだから」と。

ジューンってかなり激情型だし、過激だから、
そういったグループと引き合わせることで、
なにか良くないことが起こるかもと心配する気持ちはわかりますね。

しかし、ハンナのために連絡をとってみると言ってくれるモイラ。

その後、モイラとジューンは国境へ彼女たちに会いに行くことに。
（展開早かったですね！）

待ち合わせ場所には、リリーという女性。

司令官にメッセージを送りたいと伝えるジューン、
なんとリリーは、
フレッドと引き換えになった22人のうちの1人で！

「ついてきて」と仲間のところへ案内してくれるリリー。

ジューンとモイラは２人共、
もともとボストンにいて、
ジューンはエンジェルズフライトを飛ばした張本人だと紹介してくれて…

仲間の女性は、
ギレアドの携帯電話基地局の監視をすり抜けて、
衛星電話でメッセージが送れる、と。

案内された小屋の中には、
たくさん写真が貼ってあって、
この人達は「出ることができた女性たち」だと。

大変な思いで、ギレアドから逃げたジューンとモイラですが、
それ以外にもたくさん逃げられた女性がいたんですね！

一方、あのお葬式の次の日、
ギレアドでは、トゥエロに付き添われて、
セリーナはローレンス氏を訪問。

そこには、マッケンジー夫妻（ハンナの養親）も。

マッケンジー夫妻は、
ジューンがフレッドを殺害したことをわかっていて…。

そこへ、ニック夫妻も登場、
ニックの奥さんは人気者で、
マッケンジー夫妻とも仲良さそう。

赤ちゃんへと、
ニックの奥さん手作りのセーターを
セリーナへプレゼント。

ニックの奥さん…とても素敵な人みたいですね。

一方、血を吐いて倒れたジャニーンとエスターは…
病院に運ばれていたようで、
病室を訪問するリディア。

うぅ…と泣いて、
意識のないエスターを激しく平手打ち。

それでも起きず、
すすり泣きながら部屋を出ていくリディアは、
ジャニーンの病室へ。

ジャニーンも管がつながっていて、
意識がなさそうなので、
どちらも危篤状態といったところでしょうか？

リディアは、ジャニーンのベッドにひざまづいて、
「彼女にこの仕打はふさわしくない…
確かに、私は時々冷静さを欠いた選択をしていたけど、
彼女を罰しないで、私は絶対にうまくいかせるから。」と
神に泣きながら祈るリディア。

リディアは、本当にジャニーンを愛しているんですね。

そして再び、ローレンス家、
ディナーを始めるローレンス氏、セリーナ、
マッケンジー夫妻とニック夫妻。

ローレンス氏は、
今回の葬儀の放送に対する肯定的な意見を読んだので、
ヨーロッパへの新たな輸出戦略を考えたほうが…とはじめるも、
明日の理事会で話そう、そんな話は女性たちを退屈させる、とマッケンジー氏。

なんだか嫌味な感じですね。

しかも、奥さんがいない男性は、
この議会でリーダーシップを取っていけない、
早く再婚するべきだ、というようなことを言って…

このマッケンジー氏、
今まであんまり出てきていなかったですが、
すんごい嫌な司令官ですね。

そんな人が、ハンナの養親だなんて！
この人に長い間育てられてしまったハンナ、
仮にもしジューンが助け出せたとしても、
親子関係再構築、すごく難しそう…と思っちゃいました。

しかも、アグネス（ハンナ）にとって、
ジューン・オズボーンは癌だから、
切り取らなければ行けない…と言っていて。

実の母親から、子供を奪っておいて、
何を、両親ヅラしているんですかね…。

ローレンス家のディナーが終わり、
外に出たニックは、
セリーナを待つトゥエロに声をかけて、
自分が、ジューンにローズ（ニックの奥さん）のことを話したい、と。

ニックは結婚したことをまだジューンに言えていないから、
直接自分の口から伝えたいから、
暗に黙っていてくれというお願いでしょうか。

そんな話していたところに、マッケンジー氏。

トゥエロとニックを怪しんでいるよう…
しかも、ニックにたいして、
奥さんをおいてこんなところで話なんて、彼女に失礼だよと。

ローズの父親・ウィートン最高司令官の地位が、
ランクを上げていきたい若い司令官に、
なんの関係もなかったわけではないでしょう？と。

ニックに対して、
まるで自分の昇進のために結婚した、ような言い草で。

「彼女を大切に、私はあなたのことを見ているよ」と脅すような態度、
マッケンジー司令官、厄介ですね。

また、ローレンス家に残ったセリーナは、
ローレンス氏と他愛もない会話。

セリーナは、
男の子には強い父親が必要だから、
一人で男の子を育てることを不安に感じているよう。

マッケンジー氏の言うことは正しくて、
未婚の男性の影響力は限られている、と言うセリーナに、
「権力のための結婚はしない」とローレンス氏。

ローレンス氏にお腹を触ってもらうセリーナ、
胎動を感じたローレンス氏は、
「あなたとあなたの子供を守る」と。

一方、ジャニーンの病室で付き添っているリディアのところへ、
パトナム婦人がアンジェラを連れて現れて。

もうジャニーンが死ぬような感じで、
声をかけるパトナム婦人とアンジェラ。

本当にジャニーンは、
ここで死んじゃうのでしょうか…？

また、ローレンス宅から、
セリーナをホテルの部屋に送るトゥエロ。

この国のことを何年も勉強してきたから、
ここに本当に自分がいるなんて…と言うトゥエロ。

トゥエロにとっても、
今回のギレアド訪問は、
貴重な体験になったようですね。

セリーナは話したいことがあると、
トゥエロを部屋へ招き入れて、
「やりたいことが有るから、
カナダには戻らずここに残る」と爆弾発言。

ついに自由になれたのに、本当にそれを捨てるの？とトゥエロ。

本当にそのとおりですよね。
やっとギレアドからもフレッドからも開放されて、
待望の子どもと再出発できるというのに、
なぜギレアドを選ぶ必要が…？

「ここは女性にとって安全じゃない、とくに未婚女性にとっては」
というトゥエロのアドバイスに対して、
「それがずっと続くわけじゃない」と答えるセリーナ。

再婚の予定あるの？という質問には、
まだ喪中だという答えでしたが…
もしかして、セリーナは
ローレンス氏と再婚しようという計画？？

なんにせよ、セリーナの意志は堅く、
帰らないという決断を
トゥエロも受け止めざるを得ない感じでしたね。

一方、基地に滞在しているジューンに、
やっとニックから電話。

セリーナとはあれ以来ハンナは接触していないこと、
ハンナが着ていた紫色の服は、
最高司令官の娘たちが将来妻になるために
訓練する学校に行く準備ができているという意味で、
ハンナについては、これ以上の計画は今の所ないことを教えてくれて。

彼女の地区へ移動はできない？
彼女を見守ってほしいと頼むジューン。

ジューン…かなり多くのものを、
ニックに求めますね。

そうできたらいいけど…と言いながら、
今自分は結婚していて、
そんなに気軽に移動できるような立場にないこと、
奥さんの名前や、彼女にはジューンのことを話していることを伝えるニック。

この２人の関係もかなり複雑ですよね〜。

正直、ニックはかなりジューンのことが好きですよね。
多分、ジューンもニックのことをかなり好きなのではないかと思います。

でもジューンは、ルークと結婚していて。

ルークももちろんジューンを好きなのだとは思いますが、
正直、ジューンのフレッドやセリーナに対する行動を理解できなかったり、
ギレアドでの生活で変わってしまったジューンを好きというわけではなく…

もともとのジューンが好きだったから、
何があっても受け止めなければ、
娘・ハンナも助けたいし…という思いがあるように感じますよね。

それに比べて、ニックとジューンは、
同じ世界にいたことが大きくて、
ジューンがカナダに脱出した今も、
彼とジューンは同じ土俵にいるような気がします。

「ジューンもニコルも安全にいると約束してくれ」というニック…
マッケンジーがジューンをガンだと言っているから、
心配しているんですね。

この2人の関係がどんなふうになっていくのか、
そこもすごく気になりますね。

一方、ジャニーンの病室。

リディアがうたた寝していると、
ベッドにジャニーンがいなくなっていて！

なんと、ジャニーンは数時間前に意識が戻っていて、
車椅子で外の空気を吸いにいっていて…

しかし…本当にジャニーンは大丈夫？って感じの様子で。
もしかしたら、記憶喪失とかなっているかも？

ジャニーンが助かったということは、
エスターも意識が戻ったのか、気になるところですね。

また、トゥエロに別れを告げた翌日、
セリーナは評議会に出席。

なんと司令官たちは、
セリーナに対し、非公式のグローバルアンバサダーとして
活動するようにと指示。

「ここに私の居場所はないってこと？」と食い下がるセリーナに、
「私達は、あなたがトロントにいることを求めている」と。

予定通りトゥエロと一緒の飛行機に乗って、
帰ることになったセリーナ。

ギレアドで生きていく覚悟をしていただけに、
彼女にとっては不本意でしたよね。

一方、ニックとの電話を終えたジューンは、
リリーからセリーナがトロントに戻ってくると聞いて…

セリーナが着くプライベート空港へ。

ジューンがセリーナの乗っている車の窓越しに、
「二度と娘に触れるな！」とすごんで…

「車を出して！」と叫ぶセリーナ。

また、この2人の直接対決が見られそう…
次回も楽しみですね！！

※第4話については、
【ハンドメイズ・テイル】シーズン5第4話のあらすじと感想【ネタバレ】にあらすじと感想を書いています。

まとめ

• ジューンは、境界の女性たちの基地に滞在し、ニックと電話で連絡を取る。
• ジャニーンは意識が戻った。
• セリーナはギレアドに残ることを希望するも、グローバルアンバサダーとしてカナダに返される。