【ハンドメイズ・テイル】シーズン5第7話のあらすじと感想【ネタバレ】

こんにちは！

さおりです。

「ハンドメイズ・テイル」
（原題：The Handmaid’s Tale）
シーズン5の第7話を観ました！

この記事では、主要登場人物や
シーズン5第7話の簡単なあらすじ、
私なりの感想を書かせて頂くので、
興味があれば読んで頂けると嬉しいです。

※シーズン5第6話の感想は、
【ハンドメイズ・テイル】シーズン5第6話のあらすじと感想【ネタバレ】に書いています。

※ちなみに私は、Nord VPNを利用して、アメリカのhuluを視聴しています。
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登場人物

ジューン・オズボーン/オブフレッド/オブジョセフ

夫のルーク・娘のハンナと一緒に
ギレアド脱出・カナダを目指していたが、
捕らえられハンドメイドに。

シーズン4で、
ついにギレアドを脱出、
カナダで夫・ルークと再会し、
元ハンドメイドたちと
フレッド・ウォーターフォード殺害を成し遂げる。

フレッド・ウォーターフォード

政府高官（司令官）であり、
妻のセリーナと共に、
ギレアドの創設に尽力。

ジューンが最初にハンドメイドとして着任した家の主人。

セリーナ・ジョイ・ウォーターフォード

フレッドの妻で、元文化活動家。

エミリー・マレク/オブグレン/オブスティーブン/オブロイ/オブジョセフ

元大学講師の同性愛者で
妻と子どもとカナダに逃げる時、
エミリーだけ捕まり、ハンドメイドに。

ジューンの買い物のパートナーで、友人関係に。

ジャニーン/オブウォーレン/オブダニエル/オブハワード

ハンドメイドの訓練センターで、
罰を受け右目を失ったハンドメイド。

精神的に不安定で、
幼い子どものように
無邪気な面やわがままな面を持つ。

リディア・クレメンツ（おばリディア）

ハンドメイドを監督するおば。

教育熱心で信心深く、
刑罰には厳格で残忍だが、
ジャニーンに対する接し方など、
思いやりの心も見え隠れしている。

ルーカス・バンコール（ルーク）

ジューンの夫。

ギレアド脱出、
カナダで再会したモイラと共に、
ギレアドで出産したジューンの子供・ニコルを育てている。

ハンナ・バンコール/アグネス・マッケンジー

ジューンとルークの実の娘。

ジューンがハンドメイドとして捕らえられ、
ハンナはマッケンジー司令官の娘
「アグネス・マッケンジー」として育てられることに。

ニック・ブレイン

ウォーターフォード司令官の運転手であり、
ギレアド政府の目だった。

ジューンと秘密の関係を持ち、
ウォーターフォード家で産んだ子ども・ニコルの本当の父親。

司令官に昇格後、
シーズン4ではジューンたちのフレッド殺害計画を助ける。

モイラ

ジューンの大親友で、
ジューンと一緒にハンドメイドの訓練施設に入るが、
配属される前に脱走するが捕まる。

その後、イゼベルの店でルビーとして働くが、
ジューンと再会し、再度ギレアド脱出を計画、
現在カナダで難民としてルークと共に生活している。

リタ

元・ウォーターフォード家のマーサ（家政婦）、
ギレアド脱出を成功させ、カナダで暮らしている。

ジョセフ・ローレンス

エミリーがハンドメイドとして、
最後に着任した家の主人（司令官）。

シーズン2最後で、
エミリーのギレアド脱出を助けるなど、
何かとジューンの計画に協力。

エスター

キーズ司令官の妻。
シーズン4第1話、ジューンたちが身を寄せた農場の婦人で、
その後、ハンドメイドに。

マーク・トゥエロ

カナダのアメリカ政府代表。

第7話の導入

ジューンに銃を向け、
運転をするよう指示するも、
誤って発砲してしまうセリーナ。

運転を放棄して走って逃げ出すジューンですが…。

第7話のあらすじと感想

前回、突然護衛のエズラを撃って、
ジューンと車で逃げたセリーナ。

しかし、後部座席から向けている銃を誤って発砲してしまったり、
様子がおかしくて…

逃げようとするジューンを追いかけてくるセリーナは、
やっぱり陣痛が来てしまっていましたね。

少し前に陣痛が来ていたというセリーナから銃を奪い、
「破水しているか？陣痛の間隔はどれくらいか？」聞くジューン、
セリーナは頑なに病院には行きたくないと言って、
近くの納屋に入る２人。

そこで過去の回想、
セリーナがハンドメイドのジューンを連れて、
他の家に出産の手伝いに来た時のこと。

実際に陣痛が来ているハンドメイドと一緒になって
苦しむ真似をする司令官妻。
本当に茶番ですね〜。

もし私がこのハンドメイドだったら、
わめき叫んで近寄らせることもできない気がします…。

一方、納屋で陣痛に耐えるセリーナに、
１人目はだいたいこんな感じで、
ハンナのときは19時間も陣痛に苦しんだこと、
ニコルを1人で生んだ時はもっと早かったことなど話して、
苦しみ続けるセリーナを複雑な表情でサポートするジューン。

しかし、セリーナは、
もう無理だと弱音を吐いて苦しみ続けていて…

陣痛って本当にすんごく辛いんですよね。

苦しむセリーナの子宮頸部を、
赤ちゃんの頭がどれくらい降りてきているかチェックするジューン。

もう自分1人で出産したことが有るからか、
彼女はプロみたいですね〜。

しかし、セリーナは、
「私の赤ちゃんを殺すつもりでしょ！」と怒って…

「じゃあ一人で生んで！」と怒って去るジューン。

動かなくなった車のもとへ来て、
エンジンを動かそうとして、なんとか１人で動かせますが…。

一方、過去の回想では、
ハンドメイドのオブクラレンスの出産の続き…

実は、彼女は何らかの理由で自然分娩できず、
命を落としてしまったんですね。

帝王切開で、死んだ彼女から、
赤ちゃんだけ取り出されて…。

ジューンたち、
そんな仲間の死にも遭遇していたとは。

本当に出産って命がけ。
それなのに、愛していない人の子を、
産まされるハンドメイドの闇が再認識されましたね。

一方、なんとか車を動かせたジューンは逃げようとするも、
あのオブクラレンスの死が頭に焼き付いて離れないのか…

セリーナのいる納屋に戻るジューン。

このまま彼女一人で生むとなると、
確実に2人とも命を落としますよね。

それはジューンが望んでいたことかもしれないけど。
同じ女性として、出産で命を落としてほしくないって思ったのでしょうか。

ジューンのガイドで、見事出産したセリーナ。

憎み合っていた2人が、笑い合って…。
新しい命の誕生を前にすると、
今までのことがどうでもよくなるくらい、
本当に赤ちゃんの誕生っていうのは尊いものですね。

一方、過去回想では、
死んでしまったオブクラレンスと、
彼女の死を正当化するリディア。

当時、妊娠中のジャニーンは怯えていて…。

しかし別室では、
赤ちゃんを抱いて嬉しそうな妻たち。

そこでドア越しに見つめ合うセリーナとジューン。
セリーナは他の妻たちとは違って、
神妙な表情をしていて…
この２人、こういうところはわかり合えていたんですね。

一方、誕生した赤ちゃんをノアと名付けるセリーナ。

「なんでギレアドのインフォメーションセンターで会った時、
私を殺さなかったの？」とジューンに聞くと、
「私は、あの時、あなたを殺したくなかった」とジューン。

殺すどころか…
あんなに憎んでいたフレッドの子供の誕生を手伝うなんて…
ジューンもすごく複雑な気持ちですよね。

しばらくして、寝てしまうセリーナに、
病院に言ったほうがいいと言うジューン。

「ウィーラー夫妻に見つかりたくないから病院には行けない、
彼らはまるで自分がハンドメイドのように私を支配してきた、
彼らの前で私はあなたのようだ」と言うセリーナ。

「それはひどいね」とジューン。

彼らに私の赤ちゃんをとられる可能性があるから、
絶対に見つかりたくないと言うセリーナに、
ここには水も食べ物もないし寒いし、
このままだと２人とも死んでしまうよと説得するジューン。

それは本当にそのとおりですよね。
セリーナは、出産直後で冷静に考えられないかもしれませんが、
こんな状況で２人とも生き延びれるはずない。

そこで、「ノアを連れて行って」というセリーナ。

「自分はもうカナダにもギレアドにも行けない。
未来がない…

あなたがニコルやあなたの娘にしたことのように、
この赤ちゃんはあなたと一緒にいると安全なはずで、
あなたは彼の世話をすることができる。

あなたの夫もいい人で、
彼はノアに善人とはどんな人かをおしえることができるはず。
彼の父や私がしたようなことを絶対しないような人だから。」とまで言うセリーナ。

セリーナも出産直後で、
本来の自分を失ってますね。

「ノアの方舟…

多分私は方舟で、赤ちゃんをあなたに届けた。
それが、この人生で私にとって意味のある全てだった。」と壮大なスピーチをして、
ここで死ぬ覚悟をしているようなセリーナに、
「あなたはこの赤ちゃんにとって唯一の存在で、
あなたほど彼を愛している母親はいない」と諭すジューン。

病院に駆け込む２人。

医者たちにすぐ連れて行かれるセリーナ、
受付で電話を貸してもらって、モイラに電話をするジューン。

その後、セリーナの病室に行って、
「ノアはNICUに連れて行かれた」と一人佇むセリーナ。

ジューンはセリーナを励まし、
ありがとうとジューンにお礼を言うセリーナ、
因縁の二人が和解…した瞬間に思えましたが。

ジューンが病室を出ると、受付にいるルーク。

２人は奇跡の再会を喜んで、
あのUSBはトゥエロに渡して、
彼はそれを解析してくれているとのこと。

そこに、セリーナ・ウォーターフォードの部屋はどこ？と訪ねてくる男性たち。

彼らはカナダ移民局で…
セリーナに対し「あなたは拘留されている、不法滞在者として」とのこと。

違法な国境通過、
移民ステータスを持っていないことを指摘する移民局の男性たち。

そして、実は彼らに連絡をしたのはルークで…

「センターを出たときから、
彼女は外交ビザを持っていないからね」と言うルーク。

留置所には乳児施設はなく、
赤ちゃんを預かると言われ、
それはできないというセリーナ…

赤ちゃんを連れて行かないで！と泣いて。

それを窓ガラス越しに見て、
「ついに彼女は自分の子供を連れて行かれるのがどんなものか知ることになるね」とルーク。

泣き叫ぶセリーナを見るルークとジューン、
「これが正義だよね」というルークに、
「そうだね」というジューンですが…。

これは、すごく複雑ですね。

確かにルークは正しいし、
出産に立ち会う前までは、
ジューンだってルークとともに、
今のセリーナのことをいい気味だと思っていたはず。

だけど、あんな出産に立ち会ってしまって…

結局、ジューンはどっち派なのでしょうか？

ジューンは今後、
どんな行動を取るのか…

ますます目が離せません！

※第8話については、
【ハンドメイズ・テイル】シーズン5第8話のあらすじと感想【ネタバレ】にあらすじと感想を書いています。

まとめ

• 陣痛が始まってしまったセリーナは、ジューンと共に男児を出産。
• 駆け込んだ病院にカナダ移民局が来て、不法滞在者としてセリーナを拘留するとのこと。