当ブログ1番人気!
アメリカ生活の為に日本から持参した食材

【This Is Us】シーズン4第17話のあらすじと感想【ネタバレ】

こんにちは!

さおりです。

This Is Us シーズン4
第17話を観ました。

スポンサーリンク

この記事では、主要登場人物や
シーズン4第17話の簡単なあらすじ、
私なりの感想を書かせて頂くので、
興味があれば読んで頂けると嬉しいです。

※シーズン4第16話の感想については、
【This Is Us】シーズン4第16話のあらすじと感想【ネタバレ】」に書いています。

登場人物

  • ジャック…今は亡き、3つ子の父
  • レベッカ…3つ子の母。ジャックの死後、ミゲルと結婚。
  • ランダル…黒人でありニューヨークのビジネスマンだったが、現在は議員として活動中。
  • ケビン…人気シットコム(コメディ)俳優だったが、現在は映画俳優。
  • ケイト…太りすぎに悩む女性。トビー結婚し、早産で男の子の赤ちゃんを出産。
  • デイジャ…ランダルが養子に迎えた女の子。
  • ベス…ランダルの妻。
  • テス…ランダルの長女。
  • アニー…ランダルの次女。
  • トビー…ケイトの夫。
  • ミゲル…ジャックの親友であり、死後レベッカと再婚。
  • ウィリアム…今は亡きランダルの本当の父親。
  • マディソン…ケイトの友達。
  • チチ…ウィリアムが生きていた時に同じアパートに住んでいた住人。
  • スカイ…チチの娘でデイジャの友達。
  • ニック…ジャックの弟で亡くなったと思われていたが、実は生きていた。ベトナム戦争のPTSDに苦しんでいる。

上記主要人物に加えて、
シーズン3の重要キャラクターはコチラ

  • ジャック・デーモン…ケイトとトビーの息子。早産で未熟児として生まれ、先天的に視力を失っている。
  • マリク…まだ高校生ながら、娘を育てるシングルファザーで、デイジャの新しい学校の生徒。学年は2つ上で数学の授業が一緒。
  • キャス(キャシディ)…元軍人でPTSDに苦しむ女性。夫のライアン、息子のマッティと暮らしている。ニックと同じカウンセリング施設に通っている。
スポンサーリンク

第17話の導入

ニューヨークから帰ってきたランダル。

セラピーでは、
父・ジャックの死をいまだに引きずり、
彼をもし救えていたら…ということを
考え続けていると話すランダル。

ジャックが死んでいなかったら、
自分の人生がどうなっていたか、
何が変わっていたのか、
自身の半生を振り返ることに…。

第17話のあらすじと感想

今回は、
ランダルにフォーカスした回でしたね。

セラピーの中で、
あの火事の中、
家に戻るジャックを止めて、
彼が死ぬことを防げたら、
起こりえたであろう未来について話し始めるランダル。

最初は、「こうなってほしかった」
という理想的な未来で…

あの火事の後、
ジャックはもう一度家の中には戻らず、生き延びて、
しかもすぐにレベッカが
ウィリアムのことを教えてくれて、
ジャックと一緒に会いに行き、
彼をドラッグ中毒から救い出すことに成功。

そして、今と同じ妻・ベスと結婚して、
同じ娘が生まれて、そこにはウィリアムもいて、
彼のがんもすぐに見つけ出して、
最終的にレベッカを臨床試験に行かせ…

全員が死なないハッピーな現在。

ランダルの夢の塊ですね。

1つ何かが変わったら、
今と同じ未来には辿りつけないはずなのに、
(妻・ベスと巡りあっていないとか)
それを疑いもしないランダルは、
きっと純粋なまま大人になった人なんだなあ…なんて。

そんなランダルにセラピストは、
「次に、今度はジャックが生き延びた後、
あなたにとって起こりえる最悪の未来を教えて」と。

あの火事の後、
ジャックは生き残ったけれど、
レベッカがランダルの実の父親
ウィリアムのことを知っていて、
黙っていたことに大激怒するジャック。

ウィリアムを訪ねるも、
自分に息子はいないと追い返され、
ジャックはアルコール中毒から抜け出せず、
ランダルはウィリアムのことを黙っていたレベッカを許せず…

家族仲は最悪。

ベスとも出逢わず結婚もせず、
そのうちウィリアムの死の知らせや
レベッカの認知症が始まったことが知らされて…

というところまでで、
これ以上は、苦しくて考えたくもないというランダル。

「こんなことを話させて一体何になるんだ!」と怒ります。

しかし、セラピストの「もしもあなたの父が生きていたとしても、
何千万通りの違うことが起きる可能性があったことを認めてほしい」
という言葉には本当に納得。

ランダルはそれが分かっていなくて。

ジャックの死を食い止めれば、
全てがうまく行っていたのに…位に思っているのが問題で、
それが、ジャックを止められなかった自分を
強く責めてしまうことに繋がっていたんですよね、きっと。

そして、このありえたかもしれない未来から分かるのは、
ランダルが育ての父親と実の父親、
2人も失くしてしまった(死なせてしまった)ことへの深い悲しみ。

ずっとずっと、
ランダルはその悲しみを
受け止めきれずに今まで生きてきたんですね。

たしかに、1人肉親を失うのでも辛いのに、
それが2人もだなんて。

想像を絶する悲しみかもしれません。

そういった意味では、
三つ子の中で一番ランダルが、
苦しんでいたのかも。

そのトラウマから、
今度は母を失くしてしまうかもしれないことが、
耐えられなかったんですね。

また、もう1つ、
このありえたかもしれない未来から分かるのは、
レベッカがウィリアムのことを
ずっと隠していたことへのランダルの怒り。

なんで早く言ってくれなかったんだ、
本当は、そうレベッカを責めたかったんですね。

そうすれば、
ウィリアムのがんも早く発見して、
彼もまた救えたかもしれない…と。

最後に、セラピストから
「母・レベッカに真正面から向き合ってみては」という助言があり…

ランダルは帰宅後、レベッカに電話。

レベッカは、
「色々調べてくれたのはありがたいけど、
臨床試験のことについては話したくないよ」と言いますが…

ランダルは、
「自分はずっといい子だった。」
という言葉から始まり…。

「ウィリアムのことを隠していたこと、
本当はすごく怒っていたけど、
あなたを傷つけたくなかったから水に流した、
それ以外にもずっとあなたのことを気遣ってきた。」

「今までずっと何もあなたに求めてこなかったけど…
でもこれだけは。臨床試験だけは。」

「父を失くして、また1人父を失くして、
そして母まで病気になって…

これからの20年間、
もっと強く説得すれば、もっと何かできれば、
あなたは生きていたかもしれないなんて
後悔と一緒に生きるのは嫌だ。」

「今までずっといい息子で、
ずっと何も求めてこなかったらから、これだけは。
セントルイスの臨床試験に行くと言ってくれ!」

電話口で涙ながらに説得するランダルは、
初めて自分の気持ちを全て
レベッカにぶつけることが出来たのかも。

ただでさえ養子で、黒人で、
きっといろんなことを遠慮しながら、
いろんなことを気にしながら、
ここまで生きてきたランダルだから。

やっとレベッカに対して、
本音をぶつけることが出来て、
そして、その想いが伝わって、
レベッカも「臨床試験に行く」と言ってくれて
本当に良かったですね。

盛り上がってきたシーズン4、
次回、最終回も楽しみです。

 

※シーズン4第18話(最終話)の感想については、
【This Is Us】シーズン4第18話のあらすじと感想【ネタバレ】」に書いています。

スポンサーリンク

まとめ

  • ランダル
    セラピーを受け、レベッカに初めて本心を打ち明け、臨床試験への参加を説得する。