【ハンドメイズ・テイル】シーズン5第9話のあらすじと感想【ネタバレ】

こんにちは！

さおりです。

「ハンドメイズ・テイル」
（原題：The Handmaid’s Tale）
シーズン5の第9話を観ました！

この記事では、主要登場人物や
シーズン5第9話の簡単なあらすじ、
私なりの感想を書かせて頂くので、
興味があれば読んで頂けると嬉しいです。

※シーズン5第8話の感想は、
【ハンドメイズ・テイル】シーズン5第8話のあらすじと感想【ネタバレ】に書いています。

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登場人物

ジューン・オズボーン/オブフレッド/オブジョセフ

夫のルーク・娘のハンナと一緒に
ギレアド脱出・カナダを目指していたが、
捕らえられハンドメイドに。

シーズン4で、
ついにギレアドを脱出、
カナダで夫・ルークと再会し、
元ハンドメイドたちと
フレッド・ウォーターフォード殺害を成し遂げる。

フレッド・ウォーターフォード

政府高官（司令官）であり、
妻のセリーナと共に、
ギレアドの創設に尽力。

ジューンが最初にハンドメイドとして着任した家の主人。

セリーナ・ジョイ・ウォーターフォード

フレッドの妻で、元文化活動家。

エミリー・マレク/オブグレン/オブスティーブン/オブロイ/オブジョセフ

元大学講師の同性愛者で
妻と子どもとカナダに逃げる時、
エミリーだけ捕まり、ハンドメイドに。

ジューンの買い物のパートナーで、友人関係に。

ジャニーン/オブウォーレン/オブダニエル/オブハワード

ハンドメイドの訓練センターで、
罰を受け右目を失ったハンドメイド。

精神的に不安定で、
幼い子どものように
無邪気な面やわがままな面を持つ。

リディア・クレメンツ（おばリディア）

ハンドメイドを監督するおば。

教育熱心で信心深く、
刑罰には厳格で残忍だが、
ジャニーンに対する接し方など、
思いやりの心も見え隠れしている。

ルーカス・バンコール（ルーク）

ジューンの夫。

ギレアド脱出、
カナダで再会したモイラと共に、
ギレアドで出産したジューンの子供・ニコルを育てている。

ハンナ・バンコール/アグネス・マッケンジー

ジューンとルークの実の娘。

ジューンがハンドメイドとして捕らえられ、
ハンナはマッケンジー司令官の娘
「アグネス・マッケンジー」として育てられることに。

ニック・ブレイン

ウォーターフォード司令官の運転手であり、
ギレアド政府の目だった。

ジューンと秘密の関係を持ち、
ウォーターフォード家で産んだ子ども・ニコルの本当の父親。

司令官に昇格後、
シーズン4ではジューンたちのフレッド殺害計画を助ける。

モイラ

ジューンの大親友で、
ジューンと一緒にハンドメイドの訓練施設に入るが、
配属される前に脱走するが捕まる。

その後、イゼベルの店でルビーとして働くが、
ジューンと再会し、再度ギレアド脱出を計画、
現在カナダで難民としてルークと共に生活している。

リタ

元・ウォーターフォード家のマーサ（家政婦）、
ギレアド脱出を成功させ、カナダで暮らしている。

ジョセフ・ローレンス

エミリーがハンドメイドとして、
最後に着任した家の主人（司令官）。

シーズン2最後で、
エミリーのギレアド脱出を助けるなど、
何かとジューンの計画に協力。

エスター

キーズ司令官の妻。
シーズン4第1話、ジューンたちが身を寄せた農場の婦人で、
その後、ハンドメイドに。

マーク・トゥエロ

カナダのアメリカ政府代表。

第9話の導入

ハンナの学校を特定できたことについて、
マーク・トゥエロと話をするジューンとルーク。

今夜、機動部隊が突入するとのことで…。

第9話のあらすじと感想

前回、ハンナの学校をついに見つけたと
ジューンに連絡をくれたマーク・トゥエロ。

実際に、話を聞いてみると、
ハンナの学校はコロラドにあり、
元米空軍士官学校を転用されていて、
そこにいる女の子は30人で…

今夜、機動部隊は３機の航空機で学校へ向かうとのこと。

今夜突入するイライジャ・バンス司令官は、
必ず、ハンナをつれて帰ってくると約束してくれて。
（この方も娘がいるからこそ、ジューンとルークの気持ちがわかるんですね）

今夜、領事館からこの作戦を見守るトゥエロに無理にお願いして、
ジューンたちも一緒に見せてもらうことに。

一方、ウィーラー家では、
今度オープンする不妊センターに
飾る写真を撮るセリーナとノア。

セリーナは、センターのオープンに伴って、
寄付者や支援者に直接挨拶させてほしいと夫人に提案するも、
ノアを細菌にさらすなんてとんでもないと言われてしまい…

しかも、ノアの授乳に対しても
干渉してくるウィーラー夫人。

この人、本当に恐ろしい人ですね。

セリーナが拘置所にいた時は、
哺乳瓶しか知らなかったんだから、
搾乳して哺乳瓶で上げたほうがいいなんて。

しかし、セリーナは戸惑いつつも、
ジューンに言われたとおり、
従順なふりをしてやり過ごしていて…

リベンジの機会を伺っているんですね。

一方、ギレアドのローレンス家では、リディアがいて…
そこへやってくるパトナム夫人。

ローレンス氏は、
パトナム氏が亡くなって、
幼い子供を抱えて未亡人になったナオミの身を案じていて…

もしもナオミが望むなら、
ローレンス氏の新しい妻と子供として、
一緒にここに住むことができる、と説明するリディア。

これには、なるほど〜って感じでしたね。
ローレンス氏にとって、形だけでも妻と子どもができるのはいいことで。

しかし、目の前でパトナム氏を殺されたことを根に持っているナオミ。
確かに、あれはすごくショッキングな出来事でしたよね。

リディアは、それを見逃すように言いますが…。

一方、ウィーラー家、
夜中にウィーラー氏の部屋を尋ねるセリーナ。

明日のオープニングに、
自分がノアと参加するべきだとやんわり説得。

ウエルカムセンターを不妊治療センターに転用するっていうのは、
セリーナのアイディアですもんね。

妊娠成功の象徴として私とノアがいるべきで、
より多くのフォロワーやサポーターを増やせるし、
それが自分に意図された役割だったと主張すると、
「検討する」というウィーラー氏。

セリーナもがんばりますね。

一方、今回の計画をマーク・トゥエロらと共に、
領事館で監視できることになったジューンとルーク。

ハンナの学校に向かっている飛行機。

一方、学校では、
先生とハンナを含む女の子たちが、
おやすみの挨拶を終えて、自分のテントに入って…

自分の書いた絵に、ハンナとサインするハンナ。

なんと、彼女はアグネスと呼ばれながらも、
自分がハンナという名前であることは覚えていたんですね…。

しかし、監視している画面の中から不穏な音がして、
部屋から出されるジューンとルーク。

ギレアドがこちらの動きを読んで、
国境を超えてすぐに３機全て撃墜されて、
生存者はいないとジューンとルークに伝えるトゥエロ。

出発前に話した、
イライジャ司令官も死んでしまったんですね…。

翌朝？ローレンス氏からの電話を取るジューン。

彼らは国を侵略したからみんな死んだ、と言うローレンスは、
まだニューベツレヘムに来ることを勧めてきて。

ハンナは今やシンボルで、ジューンもそう。
昨日のことがあったあと、
ジューンがギレアドに戻って、
子供の近くにいることを選択すれば、
かなりいいPRになると。

ニックもあなたのそばにいられる、隣人になる予定だし、
この話はお得だから受けたほうがいい、
そのためには昨日の計画について、
愚かな侵略行為だったと公言することを条件にしてくるローレンス氏。

ギレアドを犠牲者のように見せることはできないと言うジューンに、
ローレンス氏は、内側からギレアドを直していく、
エレノアと一歩一歩進んでいくと約束したと言うも。

エレノアはあなたを嫌っていたし、
彼女はあなたの姿を見て我慢できなかった、
愛した男によって、エレノアの心は壊されて、
死んだほうがマシだと思ったんだと言うジューン。

そして、あの日のこと、
彼女が死ぬのを見て、自分は何もしなかったと、
エレノアの死を目撃していたことをここでバラすジューン。

ただ…「あなたがなにか関係があることは知っていた」とローレンス氏。

ジューンは「私はハンナを安全で自由に、
ギレアドではなく、ここにほしいんだ」と泣きますが…

「それは絶対に起こり得ない」とローレンス氏はばっさり。

これには怒って電話を切るジューン。

本当、ローレンスって味方なのか敵なのか…本当に歪んでますね。
善人に見えて、さすがギレアドの司令官。
一筋縄では行きませんね…。

一方、ウィーラー家、
不妊センターのオープニングに出られることになり、
出かけようとしているセリーナを殴りつけるウィーラー夫人。

真夜中に、夫の部屋に入ったなんて！
夫から離れろ！と凄んで、完全にキレている夫人。

結局、一緒に車に乗って会場に行くことに…。

この人、初回登場では想像しえないキャラ変、
そのへんの司令官の妻よりよっぽど怖い女性ですね。

一方、トゥエロのところへ行って、
ローレンスから電話があったことを伝えるジューン。

彼らがこれを勝利としていることは間違いないというトゥエロに、
どうにか、彼らを倒したい、次何をすべきか？というジューン。

それに対し、トゥエロはニックのことを出してきて…
お互いに助け合うことを交渉したけど、断られたと。

そういえば、フレッドの葬式の時、
トゥエロからニックに交渉してましたよね！

彼はノーといったけど、
ジューンならまだ説得できるのでは？とトゥエロ。

ニックはもともと目で、そして今や司令官、
そんな人がギレアドから亡命したらインパクト大、
エンジェルフライト、フレッド殺しをやり遂げたジューンなら、
それもできるのでは？と提案するトゥエロ。

さらに、今日ニックと会議を設定できたと言うトゥエロ。
ジューンに説得してほしいんですね。

一方、不妊センターのオープニングに参加するセリーナとノア。

参加者と話をしながら、
ギレアドのきれいな水、きれいな空気、
恐ろしい毒素を環境から洗い流すことと何より神への献身…

トロントでギレアドの道をたどれば、
あなたも子供に恵まれるかもしれないと参加者に話すセリーナ。

そこへ、ウィーラー夫妻、
ドライバーが家まで送ると伝えられ、
セリーナは、私は元気だから大丈夫と答えるも…

彼らはあなたに会いに来たのではなく、
ノアに会いに来たんだから、
ノアをここに残していけばいい、
明日はノアをウィーラー夫人が一人で連れてくること、
ゆっくり休んでいいとウィーラー夫人に言われてしまい。

なんとか、ここを出る前に、
授乳したいと抵抗するセリーナ。

幸い、マーサの協力もあって、
なんとか授乳するという名目で裏口へ…
そして赤ちゃんを抱いたまま逃げるセリーナ。

一般人の車を無理やり止め、なんとか乗せてもらって逃亡。

これはやりましたね。

なんとか愛するノアを連れて逃げられてよかったですが、
今後どう捕まらないように逃げていくのか、楽しみです。

一方、ニックと会うジューン。

ジューンに、ニューベツレヘムに来てほしかったニックと、
ニックにマーク・トゥエロの交渉に応じてほしかったジューン。

お互いに結婚している身で、
でもお互いを愛していることの難しさ。

奥さんが最高司令官の娘で、
そして妊娠しているニックは、
彼女やお腹の赤ちゃんを捨ててカナダに行けないし…

ルークとニコルがいるジューンは、
今更単独でニューベツレヘム（ギレアド）になんて行けない。

行けるはずがないですよね。

今後会うのは難しくなるねと言うニック、
ジューンも、あなたに迷惑をかけたくないと言って…

ニコルへの愛とジューンへの愛を伝えてくれるニックに、
ジューンもアイラブユーと返して。

この２人、愛し合ってはいるけど、
お互いに家庭を持っているという難しさ。

ジューンも最後のギレアドでの味方がいなくなって、
今後どうして行ったらいいんでしょうね。

一方、今回の襲撃を防げたことを話す司令官たち。
中国、ロシア、北朝鮮の大使から祝福を受け、同盟を強化できた、と。

襲撃が成功したと話すローレンスに対し、
ジューン・オズボーンがまだ問題を引き起こしている、
その問題を解決する時が来たのではないか？とマッケンジー。

それに対し、検討する、と微妙な返事のローレンス氏。

司令官たちは妻たちのところへ戻り…
そこにいるナオミはもうローレンスと結婚する意志を固めた？

一方、カナダでは、
今回ギレアドの国境で追撃されたパイロットの追悼式。

しかし、ここでも抗議者の声が大きくて、
抗議デモがひどくて…

死んだイライジャ司令官の娘・エマが代表して、
忠誠の誓いを言う予定でしたが、うまく言えず。

そこでジューンが「一緒に言おう」と助けに隣に立って…そこに銃声。

どうやらジューンに向かって撃たれたよう？
ジューンはエマをかばって倒れ、銃撃は免れたけど…。

これはギレアドの仕業？
ついにジューンの命も狙われることに？

怒涛の展開のシーズン５も次回最終回。
今シーズンがどう終わるのか、楽しみですね。

※第10話については、
【ハンドメイズ・テイル】シーズン5第10話のあらすじと感想【ネタバレ】にあらすじと感想を書いています。

まとめ

• ハンナの学校を特定するも、救出作戦は失敗。
• ニューベツレヘムにジューンを呼び寄せたいローレンス氏とニック、ジューンとは完全に決別。
• セリーナはノアを連れてウィーラー家から逃げる。