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【ハンドメイズ・テイル】シーズン4第9話のあらすじと感想【ネタバレ】

こんにちは!

さおりです。

「ハンドメイズ・テイル」
(原題:The Handmaid’s Tale)
シーズン4の第9話を観ました!

この記事では、主要登場人物や
シーズン4第9話の簡単なあらすじ、
私なりの感想を書かせて頂くので、
興味があれば読んで頂けると嬉しいです。

※シーズン4第8話の感想は、
【ハンドメイズ・テイル】シーズン4第8話のあらすじと感想【ネタバレ】に書いています。

※ちなみに私は、Nord VPNを利用して、アメリカのhuluを視聴しています。
VPNサービスを5つ試して最終的にnordVPNに決めた理由については、
アメリカのhuluNETFLIXを視聴可能なVPN5社を比較してみた」に書いています。

登場人物

ジューン・オズボーン/オブフレッド/オブジョセフ

夫のルーク・娘のハンナと一緒に
ギレアド脱出・カナダを目指していたが、
捕らえられハンドメイドに。

シーズン2では、
カナダへ逃げるチャンスを得ながらも、
実の娘・ハンナを助ける為に、
ギレアドへ残ることを決める。

フレッド・ウォーターフォード

政府高官(司令官)であり、
妻のセリーナと共に、
ギレアドの創設に尽力。

ジューンが最初にハンドメイドとして着任した家の主人。

セリーナ・ジョイ・ウォーターフォード

フレッドの妻で、元文化活動家。

子どもを持つことを夢見てきて、
ジューンがハンドメイドとして産んだ子どもを
自分の子どもとして迎えるが、
シーズン2の最後で手放す。

エミリー・マレク/オブグレン/オブスティーブン/オブロイ/オブジョセフ

元大学講師の同性愛者で
妻と子どもとカナダに逃げる時、
エミリーだけ捕まり、ハンドメイドに。

シーズン2最後では、
ジューンの産んだ子ども・ニコルを連れ、
ギレアド脱出を成功させた。

ジャニーン/オブウォーレン/オブダニエル/オブハワード

ハンドメイドの訓練センターで、
罰を受け右目を失ったハンドメイド。

精神的に不安定で、
幼い子どものように
無邪気な面やわがままな面を持つ。

リディア・クレメンツ(おばリディア)

ハンドメイドを監督するおば。

教育熱心で信心深く、
刑罰には厳格で残忍だが、
ジャニーンに対する接し方など、
思いやりの心も見え隠れしている。
シーズン2の最後にエミリーに刺されるも、回復。

ルーカス・バンコール(ルーク)

ジューンの夫。

ギレアド脱出を成功させ、
現在カナダで再会したモイラと共に、
ジューンやハンナの安否を心配している。

ハンナ・バンコール/アグネス・マッケンジー

ジューンとルークの実の娘。

ジューンがハンドメイドとして捕らえられ、
ハンナはマッケンジー司令官の娘
「アグネス・マッケンジー」として育てられることに。

ニック・ブレイン

ウォーターフォード司令官の運転手であり、
ギレアド政府の目。

ジューンと秘密の関係を持ち、
ウォーターフォード家で産んだ子ども・ニコルの本当の父親。

モイラ

ジューンの大親友で、
ジューンと一緒にハンドメイドの訓練施設に入るが、
家に配属される前に脱走するが捕まる。

その後、イゼベルの店でルビーとして働くが、
ジューンと再会し、再度ギレアド脱出を計画、
現在カナダで難民としてルークと共に生活している。

リタ

ウォーターフォード家のマーサ(家政婦)。

ジョセフ・ローレンス

エミリーがハンドメイドとして、
最後に着任した家の主人(司令官)。

シーズン2最後で、
エミリーのギレアド脱出を助ける。

ウーナ

モイラの新しい彼女。

エスター・キーズ

キーズ司令官の妻。
シーズン4第1話、ジューンたちが身を寄せた農場の婦人。

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第9話の導入

ルークに、最後にハンナに会ったときのことを話したジューン。

それに対し、
「一緒にハンナを連れ戻そう」と言って、
大使館や地下の活動家から得た情報たちを見せて、
情報を集めなかった日は1日も無いとルーク。

その言葉に心撃たれるジューンですが…。

第9話のあらすじと感想

ついに…ジューンが、
ハンナを助けるために行動を開始しましたね。

しかし、いきなりローレンス司令官に電話するとは。

「ハンナを救出したいから助けてくれ」というジューンに対し、
「あの日、ハンナはどんなに怯えていたか、
かわいそうな子どもはほっといて上げて」とローレンス。

ローレンスもただのいい人じゃないから、
厄介ですよね。

ただ、この電話で、
ジャニーンが無事だということを
ローレンス氏から聞けたのは良かったですね。

マーク・トゥエロの指示?で、
「助けてくれれば、ギレアドとカナダの貿易協定を改定する」と言うジューンに、
「ここから連れ出した10人の子どもを連れ帰ったら、ハンナを連れて行く」と返すローレンス氏。

彼は、多くの子どもたちが
ギレアドの両親を恋しく思って苦しんでいると知っていたんですね。

結局、ローレンス氏は、
「ハンナのことを
見つけるのは難しく、
今は私がトラブルを起こすときでは無い」と言って…

ジューンに対し、
「あなたは自由なんだから、
そのことに感謝して先に進みな。」と電話を切ってしまい、
結局、ローレンス氏は、
今回特に何もしてくれませんでしたね。

彼は、味方なのか敵なのか、
難しい人です。
(ギレアドという難しい環境がそうさせているとは思いますが)

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一方、ギレアドでは…

捕まったジャニーンは、
回復したのか床ぶきをさせられていて。

そこへ、連れてこられたエスター。
なんと、彼女
は、
ハンドメイドにされてしまったんですね。

しかし、ハンドメイドとして生きていくことを拒んで、
食事を放棄し、拘束されるエスター。

そんな彼女について叔母たちは、
拘束して栄養チューブで適切な栄養を摂取させれば、
妊娠能力には影響しないのでは…なんて話していて。

ジャニーンのことも、
「彼女みたいな経歴を持つ侍女を
どの司令官が受け入れてくれるの?」と言われるリディア。

それに対し、リディアは、
「どの家族も喜ぶよ!
だって彼女はギレアドに
2人も美しい子どもを産んだんだから」と言うも…

それなら、
「なんで彼女は繁殖コロニーに送る必要があるとされていたの?」と返されてしまい。

ジャニーンを巡って言い合いになる叔母たち。
でもリディアも他の叔母たちから
嫌われていますしね。

その後、ジャニーンはエスターについて、
彼女が農場で辛い生活を送っていたことなどをリディアに伝え…

リディアは、
翌朝の朝食をジャニーンが持っていくように指示。

ジャニーンと話すことで、
エスターの心が動くかもと考えたんですね。

一方、ローレンス氏との交渉に失敗したカナダでは、
「ニックに助けてもらえない?」とジューンに聞くルーク。

ルークは、ニックが今司令官なのであれば、
彼はハンナの居場所を知ることができるはず…と単純に思っているんですね。

あのギレアドで、
ニックが調べて、どれだけのことができるのか…謎ですよね。

しかし、ルークに同意して、
マーク・トゥエロを介して、
ニックに電話をすることを決めるジューン。

「ニックは助けてくれると思う?」と聞くルークに、
彼は私とニコルのためなら何でもしてくれると思う」と答えるジューン。

ジューン…まだニックのことが好きなんですね。
彼の子どもまで産んでいるわけだから
当然といえば当然ですが…
きっと、ルークとはまた違った愛の形なんですね。

それを聞いて複雑な顔をしながらもルークは、
「他の人が聞いているところで電話ではなく、
彼と1対1で直接会うべきだ」と言ってくれて…

ルークは、本音ではジューンにニックと会ってほしくないけど、
ハンナを手に入れるための最高のチャンスだと考えたのは偉いですね。

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一方、セリーナのいる収容所。
サプライズでギレアドから、
ナオミ(パトナム夫人)が面会に来て…

意外にも、ギレアドからカナダに訪問ができることにびっくり。

色んな人からのプレゼントを渡すナオミ…
「赤ちゃんが産まれるまでにいろんなことが片付かないなら、
とりあえず私達の家で彼を育てることもできるよ」という言葉に、
彼女がわざわざカナダまで来たのはそれが狙いだったのか!とわかった瞬間でしたね。

しかも、その赤ちゃんは、
あなた達が両方ギレアド国籍だから、
ギレアドに属している…なんて言われてしまって。

「司令官たちがそんなふうには考えていないと思う」と答えるセリーナに、
「あなたは自分の子どもを連れて、ヒーローのように一緒に帰るのよ」というナオミ。

まあ、そんなわけないですよね。
ギレアドに戻れば、
何らかの制裁があるはず…

そう考えると、
もうセリーナも実は、
ギレアドには帰りたくないでしょうね。

また、同じ時、
フレッドのところにはウォーレン・パトナムが面会に。

子どもたちが誘拐された時の被害は、
本当に大変だったと話すパトナム氏。

そんな中、さり気なく、
「捕虜交換の交渉はした?」と聞くフレッド。

案に、そんなことできるはずは無いと話すパトナム氏に、
長年、ギレアドに尽くしてきたのに!とフレッドはキレて…

彼は、きっとギレアドがもっと自分を必要としていると思っていたんですね。
(かわいそうなフレッド)

ギレアドに見限られて、
フレッドはカナダで裁判を受けて、
処罰を受けるしか無くなりましたね。

その後、フレッドと話すセリーナ。
ナオミが「
赤ちゃんがギレアドに属しているから戻って」と言ったこと。
自分がギレアドに戻ったら、
「彼らは自分を植民地に送ることも侍女にすることもできる。」と怯えるセリーナ。

「そんなことは起こらないようにすると約束する」とフレッド。
「ここから何ができるの?」と疑うセリーナですが…。

一方、ジャニーンは、
リディアに言われて、朝食を運ぶも、
秘密でジャニーンが食事を持ってきてくれたと思って喜ぶエスター。

ジューンのことや、
シカゴに行ったときのことを聞いてくるエスターに、
ジャニーンは、ジューンのことは忘れてほしいと説得。

「彼女はもうここにはいないけど、私達はここにいる。
彼らはあなたを死なせない。
彼らの言うことを聞くまで、
何度も何度もあなたを傷つけ続ける、それが彼らの仕事だから。
あなたは食べる必要がある、あなたは生き続ける必要がある。
あなたが食事をしてくれれば、リディアはあなたを外に出してくれるよ。
今日はいい日だよ。」とジャニーン。

本当に心優しいジャニーン。
農場でかわいがっていた豚を食べさせられたのに…。
そんなこと全く気にせず、エスターのことを思って説得して。

正直、シーズン1では、
ジャニーンがここまで主要人物になるとは思わなかったですが、
今ではジューンよりも確実に人気キャラクターですよね。

最終的に、食事をして、
ジャニーンと一緒に出てきたエスター。

エスターは、人が変わったように素直になって、
得意そうなリディアですが…

エスターはジャニーンの説得で、
侍女として生きる決心がついたのでしょうか?
エスターは今後どんな風に生きていくかも気になりますね。

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一方、ジューンは、
ニコルを連れて車でカナダを出発。

ある家に到着、
そこでニックと再会。

ニックの「ジューン!」と呼ぶ声に、
微笑むジューンは、
やっぱりニックのことをまだ愛しているんですね。

ニックは「ジューンがカナダに着いた時、
絶対にハンナを探し始めるだろうと思って、
情報を集めておいたよ。
直接あなたにそれを渡せるとは思ってなかったけど。」
と言って書類を渡してくれて。

さすがニック、
ジューンがカナダに着いたことを知って、
事前にハンナのことを調べておいてくれるなんて。

渡された資料には、
ハンナがコロラドに住んでいること、
彼女の家や学校のことが書いてあって、
「彼女は良い学生だよ」というニックに笑うジューン。

しかし、至るところにガーディアンがいて、
連れ出すことは不可能とのこと。

いや、まあ普通に考えてそうですよね。

カナダにたくさんの子どもを逃して、
更に自分も逃亡に成功したジューンの実の娘となれば、
警備は厳重になりますよね。

ただ。
「自分のできることをするために、ここにいるよ」とニック。

ニックにとって、
きっと彼がギレアドで司令官でいるモチベーションは、
「ジューンのためになにかできるかもしれない」ということなのかもしれませんね。

「機会があったら、一緒に逃げるべきだった」とニック、
その言葉に同意するジューン。

ジューンは今、
ルークよりもきっとニックに惹かれている?

この異常なギレアドで一緒にたたかって来たからでしょうか。

ニコルを囲んで、夫婦のような2人。
ニコルは2人の子どもで、
言ってみれば家族ですもんね。

「ギレアドでは買い物の選択肢が限られていたけど…」と言いながら、
人形をニコルにわたすニック。

この3人にはこの3人の形があって。
見ている方も笑顔になるくらい、
ニック、ニコル、ジューンの姿は素敵でしたね。

別れ際「頑張って幸せになろう」というニック。
「あなたもね」とジューン。

そして帰り道、幸せそうなジューン…からの涙。
きっと、今のジューンはルークよりも、
ニックにそばにいてほしいですよね。

でも、この異常なギレアドという世界に入る前は、
すごく愛して夫婦になったルーク。
そして、授かった娘のハンナ。

ハンナを諦めるわけにも行かず、
ルークとも夫婦としてもう一度
やり直して行かなければ行けなくて…

本当に本当に複雑ですね。

そして、帰ってきたジューンとニコル。
持って帰ってきたものを見て感動するルーク。
ハンナの写真を見て泣いて…モイラも嬉しそう。

それを見て笑うジューン。
ハンナはルークの子どもですもんね。
やっぱり子どもの姿を見せられて、
ジューンも嬉しいですよね。

成功したねというマーク・トゥエロに、
モイラとルークは、「次にどうしたら?
彼女をどうすれば取り戻せる?」と聞いて…

マーク・トゥエロは、
「トロントにも新しい資産がある」と言って、
「フレッド・ウォーターフォードが、
ギレアドの内部情報・将来の計画を全て話すことに同意した」と。

彼の自由と引き換え、
検察は起訴を取り下げた。

マーク・トゥエロがフレッドと取引したことを知って、
怒りに包まれるジューン、モイラ、ルーク。

「あなたは彼が私に何をしたか知っている、
彼が女性たちに何をしたか知っている。
それなのに、彼を解放した。
私はあなたを殺す。」とすごい剣幕のジューン。

ジューンは、そんなにフレッドのことを恨んでいたんですね。

しかし、フレッドが釈放されることが決まってしまったカナダ。
ジューンの気持ちは、絶対おさまらないと思いますが…

今後、セリーナの出産は…?フレッドとの関係は…?
そして、ハンナ探しは進んでいくのか…?
次回も楽しみです。

※第10話については、
【ハンドメイズ・テイル】シーズン4第10話のあらすじと感想【ネタバレ】にあらすじと感想を書いています。

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まとめ

  • ローレンス氏に電話したり、ニックと会ったりして、ハンナの情報を集めるジューン。また、侍女になったエスターと再会するジャニーン。そんな中、ギレアドからウォーターフォード夫妻に会いに来た、パトナム夫妻。フレッドは捕虜交換などを検討されなかったことを踏まえ、ギレアドの内部情報・将来の計画を全て話すことと引き換えに釈放されるということで同意。