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【ハンドメイズ・テイル】シーズン4第10話のあらすじと感想【ネタバレ】

こんにちは!

さおりです。

「ハンドメイズ・テイル」
(原題:The Handmaid’s Tale)
シーズン4の第10話を観ました!

この記事では、主要登場人物や
シーズン4第10話の簡単なあらすじ、
私なりの感想を書かせて頂くので、
興味があれば読んで頂けると嬉しいです。

※シーズン4第9話の感想は、
【ハンドメイズ・テイル】シーズン4第9話のあらすじと感想【ネタバレ】に書いています。

※ちなみに私は、Nord VPNを利用して、アメリカのhuluを視聴しています。
VPNサービスを5つ試して最終的にnordVPNに決めた理由については、
アメリカのhuluNETFLIXを視聴可能なVPN5社を比較してみた」に書いています。

登場人物

ジューン・オズボーン/オブフレッド/オブジョセフ

夫のルーク・娘のハンナと一緒に
ギレアド脱出・カナダを目指していたが、
捕らえられハンドメイドに。

シーズン2では、
カナダへ逃げるチャンスを得ながらも、
実の娘・ハンナを助ける為に、
ギレアドへ残ることを決める。

フレッド・ウォーターフォード

政府高官(司令官)であり、
妻のセリーナと共に、
ギレアドの創設に尽力。

ジューンが最初にハンドメイドとして着任した家の主人。

セリーナ・ジョイ・ウォーターフォード

フレッドの妻で、元文化活動家。

子どもを持つことを夢見てきて、
ジューンがハンドメイドとして産んだ子どもを
自分の子どもとして迎えるが、
シーズン2の最後で手放す。

エミリー・マレク/オブグレン/オブスティーブン/オブロイ/オブジョセフ

元大学講師の同性愛者で
妻と子どもとカナダに逃げる時、
エミリーだけ捕まり、ハンドメイドに。

シーズン2最後では、
ジューンの産んだ子ども・ニコルを連れ、
ギレアド脱出を成功させた。

ジャニーン/オブウォーレン/オブダニエル/オブハワード

ハンドメイドの訓練センターで、
罰を受け右目を失ったハンドメイド。

精神的に不安定で、
幼い子どものように
無邪気な面やわがままな面を持つ。

リディア・クレメンツ(おばリディア)

ハンドメイドを監督するおば。

教育熱心で信心深く、
刑罰には厳格で残忍だが、
ジャニーンに対する接し方など、
思いやりの心も見え隠れしている。
シーズン2の最後にエミリーに刺されるも、回復。

ルーカス・バンコール(ルーク)

ジューンの夫。

ギレアド脱出を成功させ、
現在カナダで再会したモイラと共に、
ジューンやハンナの安否を心配している。

ハンナ・バンコール/アグネス・マッケンジー

ジューンとルークの実の娘。

ジューンがハンドメイドとして捕らえられ、
ハンナはマッケンジー司令官の娘
「アグネス・マッケンジー」として育てられることに。

ニック・ブレイン

ウォーターフォード司令官の運転手であり、
ギレアド政府の目。

ジューンと秘密の関係を持ち、
ウォーターフォード家で産んだ子ども・ニコルの本当の父親。

モイラ

ジューンの大親友で、
ジューンと一緒にハンドメイドの訓練施設に入るが、
家に配属される前に脱走するが捕まる。

その後、イゼベルの店でルビーとして働くが、
ジューンと再会し、再度ギレアド脱出を計画、
現在カナダで難民としてルークと共に生活している。

リタ

ウォーターフォード家のマーサ(家政婦)。

ジョセフ・ローレンス

エミリーがハンドメイドとして、
最後に着任した家の主人(司令官)。

シーズン2最後で、
エミリーのギレアド脱出を助ける。

ウーナ

モイラの新しい彼女。

エスター・キーズ

キーズ司令官の妻。
シーズン4第1話、ジューンたちが身を寄せた農場の婦人。

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第10話の導入

フレッドはギレアドの情報提供するのと引き換えに、
釈放される方向へ。

そんなフレッドが週末には
スイスのジュネーブに行くらしいという情報を得て、
モイラはジューンに、
ジュネーブに行ってほしいと言いますが…。

第10話のあらすじと感想

フレッドがついに釈放へ…

これで自由の身になって、
セリーナと子どもと再出発するなんて、
そんなことある?!っていう展開。

フレッドは順調に、
ギレアドのことについて聴取を受け、
その後ろにはセリーナ。
(セリーナが聞いている中で、
本当のことを話せるの…?という疑問)

そんな中、セリーナを連れ出すマーク・トゥエロ。
「軍事指揮系統や資源、植民地のことなど、
あなたの望む全てのことを彼は証言する」というセリーナ。

マークはセリーナに、
「夫婦として彼と一緒に暮らそうと思っているの?」と聞くと、
「もちろん家族として」とセリーナ。

そう言いながらも、
フレッドと暮らす気持ちが無いように感じたのは、
私だけでしょうか?

マーク・トゥエロも、
それについては疑いの目を持っているよう。

一方、ジューンの元を訪れるエミリー。
「フレッドを本当に手放したい」と言うジューン。
「家族に集中したい。ハンナとニコル、そしてルークに。
良い母親は手放すことができると思う。」

たしかに、そうですよね。
ジューンは、せっかくニコルのいるカナダに来れたのだから、
もっと育児をしても良いはず。

でも、ジューンは結局、
前を向けず、ギレアドでの怒りをそのまま、
ずっと持っていて、怒りに取り憑かれている気がしますね。

忘れられない気持ちもわかるけど、
そろそろ前を向いてほしい…

しかし、ジューンはフレッドの面会へ。

「ジュネーブに行くと聞いて、
これが最後のチャンスかもしれないと思って来た」とジューンに
「裁判のときのことは、深く後悔している」とフレッド。

「父として、息子を連れ去られるのは想像もできない。
あなたには娘について、辛い経験をさせて本当にすまない」
フレッドがそんな風に言うのは意外で、
しかも、その言葉にジューンが涙したのもびっくり。

「私達が持っていたもの、
私達自身の方法で生き残るために、それは不可欠だった。
それが愛だとは言わないけど、なにか他の非常に強いものだった。」というフレッド。

おかしいんだけど、オブフレッドを恋しく思っている。」という言葉に、
「私も彼女がいなくて寂しい、彼女の力が恋しい」とジューン。

「オブフレッドに」と乾杯して、
お酒を飲む2人。

一見、わかり会えた風で。
でも、こんな謝罪で、
ジューンがフレッドを許せるなら、
もともとこんなに憎んでいないですよね。

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帰り道。
ルークの運転、助手席のジューンは、
「私はフレッドを壁にかけるつもり」とつぶやいて…

やっぱり、ジューンは彼を許せなかったんですね。

ルークは、「彼のことは忘れたほうが良い」となだめますが、
ジューンは頑固ですからね。

翌朝、ジューンはマーク・トゥエロのところへ。
すでにローレンス氏へ連絡済みで、
マークの車でギレアドへ向かう2人。

ローレンス氏とレストラン待ち合わせ、
フレッドの件で取引したいというジューン。

ローレンス氏は、
レジスタンスとして動いていた22人の女性たちと、
フレッドをトレードしようと提案、
分厚い資料をマークへ。

「これらの22人の女性よりも、
フレッドに価値があるとは言えないよね?」とジューン。

「上司に持って帰らせてくれ」というマークですが…
22人もの女性たちを救えるとあれば、すごい活躍。

フレッドから大体の証言はすでに聞いているし、
しかもたくさんの女性たちをギレアドから救えるなんて、
マークにとってはかなりいい話ですよね。

ギレアドにとっても、
これ以上機密事項を漏らされないために、
なんとしてもフレッドの身を確保したいところ。

これは、ジューンもいい取引を考えましたね。

帰宅したジューン、
ルーク家に集まっていたリタ、エミリー、モイラ。

「取引をすることになれば、フレッドはギレアドへ行って、
おそらく司令官たちは彼を
刑務所かコロニーに送るだろうね」と話す4人。

エミリーはジューンに、
「あなたは彼に何を求めているの?」と聞くと…

「彼に恐れてほしい。私はずっと怖かったから。」とジューン。

「私が森で捕まった時、
そして彼らがハンナを連れて行った時。
あの時以上に彼には恐れてほしい。
そして彼には、恐怖の末に死んでほしい。」と。

ジューンの恨みは、本当に深いですね。

ギレアドに行って、
今までジューンたちが裁かれたのと同じ法律で、
フレッドも裁かれて、そして刑務所かコロニーに送られる…

それだけで十分だと思うし、
死んでしまうよりも、
ギレアドで生き続けることは辛いことだとも思いますが、
ジューンは、どうしてもフレッドの死を求めているんですね。

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一方、そんな取引が行われようとしているとは、
全く知らない
フレッドはセリーナを訪問。

ジュネーブに着いたらズームするよとフレッド。

なんだかんだありながらも、
セリーナの妊娠を機に、
家族として歩き出そうとしている2人…
フレッドがギレアドに戻されるなんて
全く思っていないでしょうね。

そして、出発しようとするフレッドですが、
「あなたはジュネーブには行けない」と
マーク・トゥエロに止められ、
捕まるフレッド。

22人の女性がカナダへ渡ったのと同時に、
フレッドは正式にギレアドへ。

「捕虜交換?そんな事できないだろ!」とフレッド。

「あなたの政府は、
あなたが正式なギレアド司法制度の元で
裁判にかけられることを保証した。
あなたはそれらの法律を作るのを手伝ったよね?」とマークトゥエロ。

ローレンスに迎えられ、
「全ては家族を守るためにしたことで、私は謝らない」と
フレッドは言いますが…

そこに現れるニック、
「囚人を勾留する」という指示に
「こんなの間違っている!」と抗議するフレッドを乗せ、
出発するニックのトラック。

このギレアドの嫌な感じ…。
フレッドもずっとカナダにいたからか、
ギレアドの幹部だったくせに、
心の底からギレアドに来たことを恐れている感じでしたね。

そしてニックとフレッドは、無人地帯の森へ。

そこに現れるジューン。
ニックとキスをして、ニックは去り…

ジューンがホイッスルを鳴らすと、
更に現れる、
エミリーを含むカナダの女性たち。

そしてみんなでフレッドを攻撃…。

これは本当に恐ろしい映像でしたね。
もうホラー以外の何物でもなかったですね。

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しかも、更にホラーなのは…
フレッドからのズームを待つセリーナのところへ、届く郵便物。
刑務所の職員が代わりに開けると、
そこから出てくるのは、フレッドの薬指と結婚指輪。

ジューンも、趣味の悪いことしますね。

そんなジューンは、
血まみれでニコルの元へ。

そんなジューンに気づいたルーク、
「ごめん。
5分だけ彼女と一緒にいてから、行くね。」
というジューンに
泣くルーク。

そして、壁にかけられたフレッドの姿が映し出され…

とうとうフレッドは死んでしまったんですね。
というか、ジューンたちが殺してしまった…。

しかも、ジューンは、
「してはいけないこと」だとわかっていて、
それでも、彼を殺したかったんですね。

自分で産んだニックとの娘・ニコルの元を離れることになっても、
どうしてもフレッドを許せなかったなんて…
ジューンも本当に心を病んでいるということ。

フレッドを殺せば、生まれてくる息子は、
父親に二度と会えなくなるということは、
ジューンにもわかっていたはずで、
それはジューンがハンナと引き離されたのと同じことで。

その苦しみを味あわせたいという思いがあったのかもしれないけど、
フレッドは死んでしまえば、もう苦しむことはなくて。
その苦しみは、息子だけが味わうことになる…ということを、
ジューンには考えてほしかったし、そこで踏みとどまってほしかったですね。
(個人的にはそれを考えて、踏みとどまれる主人公でいてほしかったので、
なんだか残念でした。)

今後、ジューンは、
ギレアドで犯した殺人でも、
やっぱり罪になるのでしょうか?
というか、ジューン自身がそれを罪だと思っている気はしますね。

フレッドを殺したらどうなるか、
全部わかっていて、それでも自分を止められなかった…
そんなジューンが、今後どこに向かうのか、
怖すぎるけど、気になります。

また、セリーナの出産がどうなるのか、
ニックとジューンの関係は、
ジャニーンは…気になることがたくさん!

来シーズンが早くも待ちきれません。

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まとめ

  • ジューンがローレンス氏と交渉、22人のレジスタンスの女性とフレッドを交換することに。
    ギレアドへ戻されたフレッドは、ジューンやエミリー含む女性たちの手で死んでしまった。